今や全世界に知れ渡る日本の「おもてなし」の文化ですが、その起源を問われ答えられる方は少ないのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『繁盛戦略企画塾・『心のマーケティング』講座』では繁盛戦略コンサルタントの佐藤きよあきさんが、そんなおもてなしの原点となったある「ブーム」や大人気の「ランチパック」の秘密など、知識欲を満たしてくれるさまざまな情報を紹介しています。
おもてなしの起源
日本で「おもてなし」の文化が広まったのは、江戸時代だと言われています。
一般庶民の間で「伊勢参り」がブームになった頃。全国から集まってきた旅人の疲れを癒すため、伊勢の人たちが温かく迎え入れ、きめ細かな心配りをしたことが始まりです。
この行いに感銘を受けた旅人たちが、地元に帰った時に、同じことをするようになり、「おもてなし」の文化が広まったのです。
伊勢の人は、儲けることが目的だったのかもしれませんが、そのためには、やはり「おもてなし」が必要だったのです。
アンケートの魔法
アンケートは、お客さまの志向を探るためだけでも、声を集めるためだけでもなく、お客さまを“買いたい気持ち”へと導くために実施するものです。
そのためには、単純な質問をするのではなく、「お客さまの求めているものは○○ではありませんか?」「欲しかったのは○○ですよね」と、アンケートの回答を“売りたいもの”へと導いていくことが重要です。
このような質問をすると、お客さまは誘導されている感覚がなく、自分の意志だと確認しながら、答えていきます。「そうそう、私が探していたものはコレよ!」となります。
こうなれば、すでに購入決定の意志を固めています。これが、売りに繋がる「魔法の質問」です。