「なぜ経営方針書を作るのか?」さえ答えられない企業は成長しない

 

方針書を作る目的は、「価値観の共有」であったり、「方向性を共有する」ことであったり、「目標を皆で共有する」ことであったりだと思います。

ただ、先述したとおり、「作ることが目的」になっている会社が多いので、方針書を作ったはいいが、理念やミッション、クレドが社内になかなか浸透しなくて、悩んでいる経営者さんも多い事かと思います。

方針書を作ろうとした動機は、「会社を前に進めたい!」「会社を成長させたい!」と考えたからだと思うのですが、作る事だけに目が行ってしまうと、本来の目的(動機)を果たすことはできません。

現場に確実に理念やミッションを浸透させ、会社を前に進めるためには、「方針書」のつくり方から変える必要があるのです。

例えば、数値目標も方針書には記載していることが多いと思いますが、正直僕は、数値目標はあまり重要視していません。理由は、数値目標だけでは、会社を前に進めることができないからです!

数値目標も大切なのですが、その数値目標を達成するために、「何をするのか?」が大切であり、この行動目標、計画が入っていないと、それこそ、数値目標をただ立てただけで、その数値目標が達成されることは絶対にないでしょう!

image by: Shutterstock.com

中西敏弘この著者の記事一覧

若手飲食店コンサルタントとして、人気急上昇中の飲食店経営コンサルタント、中西敏弘が「売れる」飲食店作りの秘訣を論理的に、そして分かりやすく解説します。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 飲食店経営塾 』

【著者】 中西敏弘 【発行周期】 毎週2回

print
いま読まれてます

  • 「なぜ経営方針書を作るのか?」さえ答えられない企業は成長しない
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け