方針書を作る目的は、「価値観の共有」であったり、「方向性を共有する」ことであったり、「目標を皆で共有する」ことであったりだと思います。
ただ、先述したとおり、「作ることが目的」になっている会社が多いので、方針書を作ったはいいが、理念やミッション、クレドが社内になかなか浸透しなくて、悩んでいる経営者さんも多い事かと思います。
方針書を作ろうとした動機は、「会社を前に進めたい!」「会社を成長させたい!」と考えたからだと思うのですが、作る事だけに目が行ってしまうと、本来の目的(動機)を果たすことはできません。
現場に確実に理念やミッションを浸透させ、会社を前に進めるためには、「方針書」のつくり方から変える必要があるのです。
例えば、数値目標も方針書には記載していることが多いと思いますが、正直僕は、数値目標はあまり重要視していません。理由は、数値目標だけでは、会社を前に進めることができないからです!
数値目標も大切なのですが、その数値目標を達成するために、「何をするのか?」が大切であり、この行動目標、計画が入っていないと、それこそ、数値目標をただ立てただけで、その数値目標が達成されることは絶対にないでしょう!
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