安全性に疑問あり。それでも日本がワクチンを米から大量購入する裏事情

 

日本は本当に今、ワクチンを打つべきなのか?

筆者は、ワクチンに頭から反対するつもりはありません。本当に新型コロナを収束させてくれるワクチンであれば、筆者も喜んで打ちたいし、筆者としても待望していたものです。

しかし、今の段階で、日本がワクチン接種を全国民に打つ必要が本当にあるのか、今一度、冷静に考えるべきじゃないでしょうか?

欧米と日本ではコロナ・ワクチンを取り巻く状況はかなり違います。アメリカでは、約10人に1人の割合で感染者がおり、600人に1人の割合でコロナによる死者が出ています。ほとんどの国民が身近にコロナ感染者がおり、しかも知り合いの中で1人くらいはコロナ死亡者がいるものと思われます。

一方、日本では、感染者は300人に1人くらいの割合であり、死亡者は1万人に1人以下です。アメリカの何十分の一の数値です。

アメリカであれば、ワクチン接種により3万人に1人の割合で死亡していても、コロナで600人に1人亡くなっていることを考えればメリットがあるかもしれません(またアメリカにしても、現段階の数値だけを見ればメリットがあるといえます。しかし将来のリスクを考えた場合は大手を振ってメリットありとはいえないでしょう)。

しかし、日本では、そもそも1万人に1人程度の死者しか出ていないのだから、ワクチン接種で数万人に1人の割合で死者が出ると、割のいいの話ではありません。しかも、このワクチンは、数か月後、数年後に身体にどういう影響がでるのか、まだだれもわからないという未知のワクチンなのです。本来、ワクチンというのは、何年もかけて有効性や安全性をチェックしてつくられるものです。が、今回の新型コロナワクチンは、どこのメーカーのものも、わずか数か月の突貫工事でつくられています。ワクチンを打って1年後にどうなるか、というのは、まだどこの製薬会社もデータを持っていないのです。

そういうリスクの高いワクチンを、「今」の時点で打つ必要があるのでしょうか?

それよりも、イベルメクチンなど、世界で効果があるとされている薬、ほとんど副作用がない薬を使ってみることの方が、どう考えても先決問題だと思われます。

新型コロナ対策においては、これまでブザマな失策ばかりを繰り広げてきた日本政府でありますが、今後はかじ取りを誤らないでいただきたいし我々もしっかり注視していく必要があると思われます。

次回は「御用医師たちのあまりに無責任なメッセージ」という記事を執筆したいと思います。

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