菅田将暉と有村架純の共演は「見飽きた」
菅田将暉が同世代の俳優たちと共演し、しかもお笑い芸人というこれまでにない役どころを演じることで話題のドラマ『コントが始まる』。
しかし、それ以外にも注目されている点がある。それは菅田将暉と有村架純の共演だ。
菅田が主演を務め、有村がヒロインを演じた映画『花束みたいな恋をした』(土井裕泰監督)が、現在ロングランヒットを続けている。
1月29日公開ながら、累計動員は220万人、興行収入は30億円を突破。大ヒット御礼として急遽トークイベントが開催されるなど、2回、3回と映画館に足を運ぶ人が急増。
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他にも、KDDI『au三太郎』シリーズCMでは菅田が鬼ちゃん役で有村はかぐちゃん役、2016年公開の映画『何者』でも2人は共演している。
芸能事情に詳しい週刊誌の記者は次のように語る。
「特に2人は『花恋』で恋人役を演じ、濃厚なラブシーンなどもしています。視聴者にはまだこの印象が強いのでしょう。また、菅田さんと有村さんの主人公とヒロイン役が続きすぎだと批判が出ています。制作サイドからすればキャスティングをする際、演技力が確かで集客が期待できる若手の俳優というと、どうしても2人の名前が挙がってきます。逆を言えば、20代後半の人材が不足しているともいえるでしょう」
菅田と有村の共演に新鮮さは皆無で、視聴者からすると「もう見飽きた」という印象になってしまう。今回のドラマではそうした感想が目立っているようだ。
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「食傷ぎみ」の菅田将暉、心配はメンタル
カメレオン俳優ともいわれる演技力、仕事に対してのストイックさ、実力と人気を兼ね揃え、同世代では圧倒的な存在感を示している菅田将暉。
テレビドラマや映画のオファーが絶えず、いつも何かしらの役を演じているイメージが強い。
しかし、最近ではその人気ぶりが悪影響を及ぼしたのか、「菅田将暉は出すぎ」「ちょっと食傷ぎみ」などの声も聞かれるようになった。
菅田が出演するドラマ『コントが始まる』は6月末で最終回を迎える予定だが、それと入れ替わるかのように映画『キャラクター』が6月11日から公開。その後も、8月6日から映画『キネマの神様』、10月22日からは映画『CUBE』と主演作の公開が相次ぐ。
2~3カ月のスパンで菅田将暉が主演する“何かしらの作品”が世に出ているのだ。
「さすがにこれだけ露出が続くと、いくらカメレオン俳優だとはいえ、どの作品でも“菅田将暉感”が出てしまうのは拭えません。作る側としては、どうやって違う色を出していくのか苦労するでしょう」(前出・芸能記者)
それだけではない。菅田に関しては別のことも心配されているという。
「菅田さんのメンタル面です。多くの俳優さんは1つの作品を終えたら少し休んで、次の作品に望むのが普通です。菅田さんは出ずっぱりですから休んでいる暇がありません。ドラマや映画のスケジュールは朝から晩まで続きます。切り替えの時間がなく、精神的にかなり負担がかかっているはずです。番宣で出たバラエティ番組でも元気のない姿が目につきました」(前出・芸能記者)
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菅田将暉は20代を代表する俳優であることは間違いないが、菅田自身が壊れてしまっては意味がない。より素敵な演技を披露するためにも、菅田に今求められているのは、思い切った休養かもしれない。