もう1つ、ワクチンが原因で死亡する例も出ている。今までに日本でも10人の死亡者が出ている。恐らく、ファイザーのワクチンでも1,000人の死亡者が出る。アストラゼネカのワクチンでは、その数倍は出るので合計で5,000人程度の死亡者が出るはず。
特に寝たきりの高齢者や癌などの重い既存症がある人、90歳以上の高齢者には接種させないことだ。トリアージではないが、老い先の短い人に無理して、ワクチンを打つ必要はない。それと、アストラゼネカのワクチンは、50歳以上にしか接種しないとかの制限も必要になる。
それでも、接種自体は、強力に推進することである。集団免疫ができれば、接種していない人も感染しにくくなる。
もう1つが、10歳未満の子供でも感染するので、学校の閉鎖やオンライン授業も必要になる。そして、近い将来には、15歳未満の子にもワクチン接種が必要になる。
学校閉鎖を必要でないとしたことは、10歳未満の子供でも感染することを文科省は知らない可能性を感じる。政府全体でのコロナ分科会、もしくは安全保障会議で感染予防策を議論するべきである。今は首相と数人の担当相だけで議論して、政府全体への周知ができていない。原発事故時の取り巻きだけで政策を決めていた菅首相と同じ対応をしているようだ。
それと、4月25日から5月11日まで緊急事態宣言で、経済的には6,990億円の損失が出るが、そこでコロナ感染拡大が収まらないと、1回目の緊急事態宣言と同様に6兆円もの損失になる。
緊急事態宣言で外出自粛になるが、今の感覚では日本人は、外出自粛ができずに、感染拡大を止めることができない。個人行動を抑制する外出禁止の罰則付きの法律ができるまで、当分、感染拡大が止まらない。どうも、長期に渡るコロナ慣れ、コロナ疲れが出ている。
それに伴ない、コロナ死者数も多くなるが、失業者数もより多くなり自殺者も多くなることが想像できる。貧富の差も拡大して、多くの若い人たちが将来を悲観することになる。
英ジョンソン首相のような強力な指導者が国の危機時には必要であるが、残念だが菅首相にはない。今、小泉純一郎のような強力なリーダーがいれば、私の提案を実行したと思う。このような強力なリーダーが危機時にいないことが、日本を衰退させるとことになるし、なったとも言える。
このコラムで、未来を見て何回も忠告してきたが、一切無視されて、その結果、日本が衰退するのは、まことに残念だ。
さあ、どうなりますか?
image by: 首相官邸