なぜ三日坊主で終わってしまう?あなたの目標に足りない3つのこと

 

目的につながる目標だけではダメな理由

ただし、目的と目標だけあれば、よいわけではありません。
「いつかハワイに移住しよう」
「いつか外資系の企業に転職しよう」
でも、今は会社が忙しいから来年にしよう、新婚なので貯金をためてからにしよう、子どもが生まれたので成長してからにしよう…… 明確な期限がないと、どんどん先延ばしをしてしまいます。

必要なのは期限です。
「子どもが小学校に入学する来年までにハワイへ」
「6ヶ月後に行われる採用面接までに」
など意図的に期限を設けてください。期限がないと、実現できない「夢」のままで終わってしまいます。期限があって、はじめて「目的」になり、夢が現実になります。

あとは、具体的な数字に落とし込む。たとえば、6か月後に行われる面接試験までにトーイック900点を目指す。そのためにテキストを4回転、問題集を3回転、模擬試験を……というように具体的な数字で目標を達成させる計画を立て実行する。

英語を話したいという「目標」、外資系の会社にいくという「目的」、6か月後という「期限」、テキスト4回転などの「具体的数字」、この4つがあってはじめて「英語を話す」ことが実現できるのです。

落ちこぼれだった私が、税理士になれたのも

私は、偏差値30の全員合格の高校。大学は夜間の定時制、しかも留年。建設会社の経理部に入社するも、今でいうブラック企業。現場からは「誰のおかげで飯が喰えると思っているんだ」と言われ、営業部からは「クーラーのあるところで仕事ができていいな~」と嫌味を言われる。役員は親会社からの出向で出世の道もない。

そんな人生から脱出するために「自分には何ができるのか?」を考え、独立開業できる税理士を目指しました。つまり、ブラック企業から脱出して人生を逆転させるのが「目的」。その手段として税理士試験に合格することが「目標」。5年で合格すると「期限」を決め、月単位、週単位で勉強の計画を立て、テキスト3回転、基本問題を4回転、模擬試験を月1回見直すなど「具体的な数字」に落とし込む。

強い「目的」があるので、飲み会も断り、専門学校も休まず通う。「期限」があるので、その日まで頑張る。「具体的な数字」があるので、計画にそってやり遂げられる。目標を達成するための4点セットがそろっていたおかげで、私はどん底から脱出することができたのです。

あなたも、生き残りをかけた勝負にでるとき、何となく資格を取ろう、転職しよう、独立しようという「目標」を立てるだけではなく、その先にある「目的」まで考えてみてください。人生の夢を叶える4点セットは、「目的」「目標」「期限」「具体的数字」です。

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