酒イジメに激怒。現実味を増してきた愛飲家の「日本酒民党」結党

 

4.徴農制度で人口減少を止める

日本という国は米を作ることで、日本の文化と歴史を支えてきた国であると思う。そこで、徴兵制度ではなく、「徴農制度」を義務づけるのはどうだろう。全国民が1~2年程度、農業に従事する。そして、農業従事のかたわら、日本の歴史、文化、自然等について学び、地域のボランティア活動や祭り等にも参加する。

当然、祭りには酒も欠かせないし、祭りには男女の出会いもある。心身ともに健康な若者が、自然豊かな環境の中で出会えば、自然と結婚にもつながるのではないか。

更に、徴農期間が終わっても、兼業農家ならぬ、兼農ワーキングを推奨する。テレワークが普及すれば、一日2~3時間の農作業を行い、食料を調達することもできるだろう。

酒の中には米があり、米の中には国がある。そんな政党ができないかと思うのである。そんな国づくりができれば、コロナごときで酒類の提供を停止せよ、という馬鹿げた発想は生れないのではないか。酒を軽んじるものは、国のまとまりを軽んじることに等しいのである。

編集後記「締めの都々逸」

「酒は余分か 生きがいなのか いいえ御国の柱です」

酒を禁止する勢力が出てきて、逆に酒について考えました。もし、酒が国を支える産業であり、文化であり、歴史ならば、どんなことがあっても酒を禁止しないと思うのです。会社通勤を禁止しても酒は禁止しない。そういう判断だってあり得るはずです。

これは人生観の問題でもあります。人はなぜ生きているのか。仕事をするために生きているのか。会社のために生きているのか。

それとも美味しい酒を飲むために生きているのか。美味しい酒とは何か。それは酒だけでなく、気持ちの問題です。気心のしれた友人と楽しく語り合いながら酒を飲む。こう考えるか、それとも酒なんてアル中の原因だと考えるか。これは宗教的問題にも似た根源的な問題です。(坂口昌章)

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