逆ギレ毒妻が自ら切り出した「離婚」の二文字。娘の親権を持ったのは妻か夫か?

 

反省どころか逆ギレ。家庭内で孤立した妻が離婚を決意した理由

例えば、大志さんが娘さんに「靴を脱いだら揃えて置くこと」を教えたのですが、娘さんはそれ以降、玄関で靴を脱ぐときは、きちんと揃えてから家にあがるようになったそうです。ところが妻はどうでしょうか? 大のオトナなのに靴を脱いだら脱ぎっぱなしで揃えようともせず、そのまま放置していたようで、運悪く娘さんはその悪態を目にしてしまったようです。

さらに大志さんが娘さんに箸の持ち方を教え、ようやく補助がついた子供の用の箸を使えるようになったのですが、それなのに妻は娘に向かって「そんなことをしないでいい! スプーンを使ったらいい!」「箸で突き刺したらいい!」などと言い放ったとか。

このように父(大志さん)と母(妻)の言っていること、やっていることが180度異なるわけですが、両親の板ばさみに遭えば、娘がどちらを信用して良いのか混乱し、あらゆる面の成長(靴の脱ぎ方、箸の持ち方などを習得するまでの時間)が遅れるのは間違いないでしょう。誰のせいなのかと言えば、残念ながら「妻のせい」だと言われても仕方がない状況です。

子どもは1日の大部分を大志さんと接しているので、妻より大志さんになついており、妻は相手にもされず、子どもとの間に距離を感じていました。そのうち、週末は妻が家で留守番し、大志さんと子どもが外へ遊びに行くようになりました。今の家に妻の居場所はなく、「夫が娘に自分の悪口を吹き込んでいるのではないか?」と気にするほど疑心暗鬼になっている状況でした。

そのため、ふて腐れた妻は自分が転職した際に「土日出勤」の会社を選んだため、ますます家庭内で孤立してしまったのです。妻が「あんたたちが勝手に私をノケモノにしてきたんじゃない!」と訴えかけても、大志さんは「一緒に出掛けても、いつも不機嫌じゃないか」と返し、また「あんたが無視するから私は居場所がなかったの!」と吐露しても、「居場所がないのはお前のせいだろ?」と相手にされず。ついに妻は「これ以上この家にいても仕方がない」と覚悟を決めたのです。

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