ドラッカーはこのように言います。
「企業にとって、基幹的な資源は二つしかない。一つは“知識”という“資源”すなわち購買、販売、アフターサービス、技術、マネジメントの“人材”である。そしてもう一つは“資金”である」
「これらの希少かつ高価な資源は、何に使われているか。業績をもたらすいかなる領域に使われているか。“機会”と問題のいずれに使われているか。『重要かつ将来性のある機会に対して使われているか』」
鈴木敏文さんはこんなことも言われています。
「物事は、正しい方向から正しく見られるかどうかにかかっています。焦点を一点に絞って光を集めようとしなければ火はつきません。仕事は、何の目的のためにやるのかという物事の本質を世の中のニーズ、お客様の立場から考えてとらえなければなりません。」
「世の中の変化の方向、そして、そのなかでの社会の要求、お客様のニーズの合致するものであれば、無理な力を使わなくても受け入れられていくことになります。流れに従えば力はいらないのです。買い手市場になってお客様の方から逆流してきます。この流れをきちっとつかんでいかなければならないわけです」
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