セブンイレブンとトヨタが教えてくれた「利益を出せる企業」の特徴

 

ドラッカーはこのように言います。

「企業にとって、基幹的な資源は二つしかない。一つは“知識”という“資源”すなわち購買、販売、アフターサービス、技術、マネジメントの“人材”である。そしてもう一つは“資金”である」

「これらの希少かつ高価な資源は、何に使われているか。業績をもたらすいかなる領域に使われているか。“機会”と問題のいずれに使われているか。『重要かつ将来性のある機会に対して使われているか』」

鈴木敏文さんはこんなことも言われています。

「物事は、正しい方向から正しく見られるかどうかにかかっています。焦点を一点に絞って光を集めようとしなければ火はつきません。仕事は、何の目的のためにやるのかという物事の本質を世の中のニーズ、お客様の立場から考えてとらえなければなりません。」

「世の中の変化の方向、そして、そのなかでの社会の要求、お客様のニーズの合致するものであれば、無理な力を使わなくても受け入れられていくことになります。流れに従えば力はいらないのです。買い手市場になってお客様の方から逆流してきます。この流れをきちっとつかんでいかなければならないわけです」

image by: Shutterstock.com

浅井良一この著者の記事一覧

戦略経営のためには、各業務部門のシステム化が必要です。またその各部門のシステムを、ミッションの実現のために有機的に結合させていかなければなりません。それと同時に正しい戦略経営の知識と知恵を身につけなければなりません。ここでは、よもやま話として基本的なマネジメントの話も併せて紹介します。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 戦略経営の「よもやま話」 』

【著者】 浅井良一 【発行周期】 ほぼ週刊

print
いま読まれてます

  • セブンイレブンとトヨタが教えてくれた「利益を出せる企業」の特徴
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け