マアサさんからのメールは娘さんが部屋から出てすぐの事だったのでまだ娘さんとの話し合いがされていなかったのですが、本人の希望としてスイミングは選手コースではなく一般コースに変更(週に2日)し、ピアノは本人が先生の所に行って「今までありがとうございました」とお礼を言ってきれいに辞めて、友達が習っている近所の教室(ポップス)になさったそうです。そして公文も算数だけを残してあとの2つは止めて様子を見る、としたそうです。これらの変更で、習い事に掛かるお金が半分になり、その為の送迎も減ってマアサさんの負担もとても楽になったそうです。
そして朝ごはんは家族で食べる。1ヵ月に一度は家族で外食をすることになさって、娘さんもその後は余裕ができて、休みを工夫しながら友達とも遊ぶようになったようです。
その後のマアサさんのご報告にこうありました。
私は、良かれと思って無理をしていましたが、それが娘にも、家族にも良くなかったことだと、今回、娘に教えてもらいました。
私は思い込んだら周りが見えなくなってしまうことが多くて、今までもいくつも失敗をしてきました。主人の事も「なんでわかってくれないの?」と文句ばかり。私は娘の事も、主人の事も、信じていなかったんですね。だから娘の言葉も聞かないし、主人の言葉も聞かない。その結果が表れてしまったのだと思います。
でも違うんですよね。夫も娘の事を真剣に考えてくれているし、私よりも冷静に大きな視点で見てくれている事が分かりました。娘もきちんと先生にお礼を言って教室を辞める事ができましたし、私の思っている以上に成長していました。
今回、娘の突然の引きこもりで、会員にさせて頂き、いきなり相談をさせて頂きましたが、すぐにお返事を頂けてとても嬉しかったです。
このまま不登校?引きこもり?ととても不安でしたが、「ストライキのようなもの。1週間ほどこのまま過ごしてみて」と言われて私も落ち着くことができましたし、娘の本心を聞くことができるようになったこと。とても貴重な経験として今後に生かしていきたいと思います。これから子供と一緒に母親としても成長していきたいです。よろしくお願います。
まずは娘さんが自分から部屋から出てきて学校に行けた事。本当に良かったです。心からホッとしました。でも娘さんもけなげですよね。「もしかしてこれで仲直りをしてもらえるかもと思ったから」ですって(^^)。
雨降って地固まる、という言葉があります。今回の事は驚きでしたが、マアサさんにとって大きな気づきになったはずです。大丈夫。きっと仲の良い家族に戻れると思います(^^)
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