親の「良かれ」が子を苦しめる。小5の娘が突然引きこもってしまった訳

 

そして部屋に閉じこもった時の状況ですが…ピアノの個人レッスンが午後にあったのですが「うまくできない。先生に怒られるかもしれない」とめそめそするので、「今週、練習はちゃんとしたの?できないのは努力が足りなかったんじゃないの?」「もし頑張ってできなかったのなら『練習したんだけどここまでしかできませんでした』って言えばいいんだよ」と言って…その後も練習をするでもなくずっと泣いているので「泣く時間があったら練習しなさい、ピアノの時間まで努力すれば少しは上手になるはずだよ」と言った時、「もう努力なんてしたくない」と吐き捨て、自分の部屋に鍵を掛けて閉じこもってしまいました。私は娘の部屋のドアを叩き「先生もあなたの為に時間を作ってくれているんだよ。突然のキャンセルは失礼よ」と言ったのですが、こちらの言葉に返事はありません。

こんな事は初めてだったので、扉を叩いて「返事しなさい」とか「ピアノはどうするの?」「扉を開けなさい」と言っても全く無視。ピアノの時間はどんどん迫ってくるので、先生にはお詫びの電話をしてとりあえずお休みをさせて頂きました。

その日が土曜日で、日曜日も顔を見せず、月曜日も学校には行かず、本日火曜日ですが、今日も閉じこもっています。食事に呼んでも出てこないので、部屋の前に食事を運び置いておくと、そのうち空になった食器を廊下に出しています。トイレも我慢しているみたいですが(我が家には2階と1階にトイレがあり)娘の部屋のある2階のトイレを使っているようです。お風呂は入っていません。が夜中にシャワーを浴びているようです。朝起きると着替えが洗濯物入れに入っています。携帯は持っています。こちらからラインでメッセージを送りますが、既読にはなりますが返事はありません。

いろいろ考えると親のエゴで無理をさせ過ぎたのかな?と後悔ばかりなのですが、このまま不登校になってしまうのか?と思うと不安で夜も眠れません。

パピーさんから「何か兆候はなかったですか」とお返事を頂いて、過去の事を思い出してみると…娘の最初の変化は小学校4年生の時だと思います。「スイミング嫌だな~」と言う事がありました。スイミングの先生が厳しい方なのですが、その先生に教えてもらっている子は大会でもメダルを取ったり、娘も記録を伸ばしているので、「でもあなたがどんどん記録を伸ばせるのはY先生のおかげだよ。頑張らなくちゃ」と言い聞かせておりました。

その後もピアノの発表会の日に友達の誕生日会があって誘ってもらっていたのですが、「前々から予定に入っていたからお休みはできないよ。プレゼントだけ持っていけば?」と誕生会はご遠慮しピアノの発表会に行きました。

その頃から「遊びに誘われた」「やる気がない」「毎日が楽しくない」とは言っていましたが、私はいつも「でもね…」と説得をし、何とか続けさせたくて娘の話もあまり聞かずにいました。

そして常々「頑張ることで絶対に将来役立つからね。何でも吸収できる小学校の今、たくさん吸収しておくといいのよ。努力は絶対裏切らないからね」と…それはお説教に聞こえていたかもしれません。。

主人は「いざとなったら扉を壊してでも学校へ行かせろ!」と言っていますが、手荒な事をしても解決しないと思います。どうぞよろしくお願いします。

という内容でした。

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