親の「良かれ」が子を苦しめる。小5の娘が突然引きこもってしまった訳

 

ここで頭に入れておいてほしいのですが「親ができない事を子供にさせない」は鉄則です。親にできない事を「必要だから」と言われても、子供は納得できないのですね。

それを今まで続けられてきたのは、娘さんがとても頑張り屋さんで、自分の体に鞭打ってきたからなのともう一つ。「親の期待を裏切りたくない」という気持ちがあったのではないかな?…と感じましたがどうでしょう?

マアサさん、周りのお母さんから娘さんの事を褒めて頂いて、それがとても嬉しかった、と書かれていましたね。そして娘さんをたくさん褒められた…と。もしかしたらそんなお母さんの喜んでいる姿を娘さんはよく見ていて「がっかりさせたくない」という思いが強かったのかもしれません。

ですが今、「もう頑張れない」と自分の気持ちをさらけ出したんですよね♪だとしたら、今回の事は娘さんの主張だと受け止めて、しっかり話し合う時間を作る事だと思うのです。自分がどうしたいか、話しを聞いてあげて、今後も勉強やピアノよりも子供との会話を増やす事だと思うのですね。

でもその為には、部屋から出てこない娘さんをまずは話し合いの席につかせなければなりませんよね。それは強制ではなく、娘さんが自分で部屋の鍵を外し、自分から出てこなければなりません。

今、送ったラインに応えてくれず既読スルーが続いている、とありましたが、ラインやメールなどではなく、娘さんに手書きの手紙を書くことをしてみたら?と思うのです。できればそこに「あなたの気持ちを考えずにいてごめんなさい」という言葉や(私の事を出してもいいので)「お母さんが悪かったと叱られた」という事。そして「これからの事を一緒に考えたい」と書いた上で、子供と話し合うために部屋から出てきてほしい、と伝えてみてほしいのです。

何をどうするか?はもっともっと後の事で、まずは本人の話を聞き、今後も親主導ではなく子供の意見も取り入れるようになさって頂きたいです(もう自分の考えを持つ年代ですからね)。

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