タスク地獄に苦しむビジネスマン必見。仕事を上手くこなすコツは「5つのメモ」にあり

 

作業をメモから始める

作業を行う場合でも、メモは有効です。作業を始める前だけでなく、作業中、作業後ともに有効です。特に、不慣れな作業ほど、有効性は上がります。

まずは、作業前のメモから。

一日をメモから始めたように、作業もまたメモから始めてみましょう。

今からどんな作業をするのか、どのように進めようと思っているのか、その時点で考えていることは何か。頭に思いつくことを、ありったけ外に出してしまいます。

そうしてメモを書き出していくと、一日メモと同じように、行動のシミュレーションが発動します。手順が脳内に想起されるのです。また、後々の作業で必要となる情報を書き出しておけば、脳の負荷も下がります。MPを節約するためには大切なことです。

逆に言えば、日常的に繰り返しているような作業の場合は、こうした書き出しは必要ありません。手順が脳内に焼き込まれているので、そのまま行動に移ってもよいでしょう。ポイントは、なんとなく取りかかりにくいなと感じるタスクについて、メモを作ってしまうことです。これで、着手の敷居がぐんと下がります。

「作業中のメモ」は2種類ある

続いて、作業中のメモ。

作業中のメモは、作業の内容に関するメモと、作業の内容に関係しないメモの二種類があります。

作業内容に関係するメモについては、実行したことで何が起きたのか、どんな結果が生じたのかをメモします。一つのログです。

作業内容に関係しないメモは、連想して思いついたこと、突然閃いたことを書きます。人間の脳は、まっすぐ一本には走ってくれないので、関係ないことをいろいろ思いつきますが、それもしっかりキャッチしておきましょう。

できれば、内容に関係しないメモについては、そうしたものを保存する別の場所に書き留めたいところではありますが、そのような余裕がない場合は、気にせず同じ場所にメモしておきましょう。分類は大切ですが、それ以上に書き留めることが大切です。書き留めてしまえば、あとはどうにでもなります。

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