本は冊数より「メートル単位」で買おう。変化の時代に必要な読書術とは

 

アウトプットがインプットにつながる

もっと大事なことは、アウトプットがインプットにつながるんです。そうやって1個武器を手にしたらいろんなとこでシェアをしてポストすればいいんです。

僕はこれを読んで「こういうことやろう/こういう仮説がある/こういう武器が良い」と思ってるんですけど」ということをいうと、発信したものに一番情報が返ってきます。すると「それを喜んでそういう感銘したんだったら、これ読んだ方がいいよとか」「その武器に関しては実はYouTubeいいよ」「アメリカのこういう人を知ってるよ」というふうに1つ旗が立つと回ってくるわけですね。

いくつも本を読めない人が多いので、本を今日20冊読んだ結論として「10何冊の本が武器は有効だっていってるから、これって逆にいうと当たり前のことで、一方で競争優位にならないよね」「でもこの本ではこういうことをいってるんで、これってエッジな武器だと思うんですよね」といったら2時間ぐらいしたら周りから「面白いこというなコイツ」って思ってもらえるわけですね。

そうすると「僕もこういうこと知ってるんですよ」と言うアドバイスがもらえたり、「こいつはこの分野にもすごく熱量持って、まとめる能力がある奴」だと思われるから、その分野の人と繋がれるということが起こっているわけですね。こういうふうに変化の時代やつながる時代に、今までとは全く違う方法を考えれるというのが面白いところです。

というわけで、最初に言った「武器としての読書」「アンラーニングとしての読書」「リフレーミングとしての読書」の3つのある中で、今回は「武器としての読書」の話をしてみました。

それではつながる未来の冒険を楽しみましょう!(本稿は2020年6月20日尾原のサロンでの動画解説記事化です)。

◆参考リンク

● 記事【尾原和啓氏 圧倒的に効率のよい本の買い方と読み方
● 記事【「メートル単位で本を買え」尾原和啓氏が実践する “1冊3分読書術”
● 書籍【どこでも誰とでも働ける】(Kinde Unlimitedで無料で読めます)

つながる時代の未来を楽しむ情報満載の尾原和啓さんのメルマガ詳細・ご登録はコチラ

 

image by: Shutterstock.com

尾原和啓この著者の記事一覧

IT批評家、藤原投資顧問 書生 1970年生まれ。京都大学大学院工学研究科応用システム専攻人工知能論講座修了。 マッキンゼー・アンド・カンパニーにてキャリアをスタート。 NTTドコモのiモード事業立ち上げ支援を経て、リクルート、ケイ・ラボラトリー(現:KLab取締役)、コーポレートディレクション、サイバード、電子金券開発、リクルート(2回目)、オプト、Google、楽天(執行役員)の事業企画、投資、新規事業立ち上げに従事。 経産省 対外通商政策委員、産業総合研究所人工知能センターアドバイザー等を歴任。 現職は14職目。シンガポール・バリ島をベースに人・事業を紡ぐカタリスト。ボランティアで「TEDカンファレンス」の日本オーディション、「Burning Japan」に従事するなど、西海岸文化事情にも詳しい。

有料メルマガ好評配信中

  初月無料お試し登録はこちらから  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 尾原のアフターデジタル時代の成長論 』

【著者】 尾原和啓 【月額】 ¥550/月(税込) 初月無料 【発行周期】 毎週 月・木曜日 発行予定

print
いま読まれてます

  • 本は冊数より「メートル単位」で買おう。変化の時代に必要な読書術とは
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け