日本時間24日午後2時11分ごろ、台湾北東部の宜蘭県を震源とする、地震の規模を示すマグニチュード(M)6.5の地震が発生した。震源の深さは約67km、最大震度は4と推定される(台湾の基準による「4級」)。この地震による津波の心配はなかった。この揺れの数秒後にはM5.4の余震も発生している。

image by: 台湾中央気象局
今回、日本の与那国島周辺でも震度2を観測しており、震源に近く台湾の首都である台北市でもかなりの揺れを感じたようだ。その様子はSNSにいくつか投稿されている。
結構長い地震!
揺れました。
台湾にお住まいのみなさん大丈夫ですか? pic.twitter.com/PbKFs7hXfU— 大久保麻梨子 Mariko Okubo (@marilog0907) October 24, 2021
今回の地震で衝撃なのは、台湾名物「エビ釣り場」(日本で言うエビの釣り堀)で、地震が発生した瞬間をとらえた防犯カメラの映像だ。台湾現地のテレビ局「民視新聞」がYouTube上にその様子の動画をアップしている。水槽に大きな波がたち、客らがその場を離れる様子、そのまま釣りを続ける人の様子などが確認できる。
日本でも、最近になって地震の回数が大幅に増えている。先日、関東直下で発生した震度5強の地震を思い出した人も少なくないだろう。
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