生活破たんの恐れも。温暖化対策“後進国”に堕ちた日本を救う3つの道

 

富士火山帯の活動期か?

もう1つ、自然環境的にも、日本は火山の噴火や地震などの影響を受ける方向である。小笠原諸島周辺で海底火山の爆発が起きて島ができ領土が広がっているが、大量の軽石が太平洋に広く流れ出して、船舶の航行ができなくなる可能性が出ている。それも続けての噴火になっているので、長く続く可能性がある。

日本国内航路の中心を太平洋上ではなく、日本海上に移すことも考える必要が出てきたように見る。交通網の整備も、それを見据えてしないと危ない。

鉄道貨物輸送やパインプラインの日本海側と太平洋側を結ぶ幹線を複数設置することである。日本の国家構造を変化させる必要になっている。新しい新幹線網の完成より、こちらの方が重要である。

港湾設備の隣に鉄道貨物ヤードを置くなど、昔に戻る必要になっているとみるし、海上コンテナをそのまま貨車輸送することである。

海外航路も対馬海峡や津軽海峡で日本海に入り、新潟など日本海側の港で、陸揚げすることも考える必要が出てきたようだ。

富士火山帯が活発な火山活動期になったことが大きい。このため、関東周辺での大地震の可能性も出ている。この頃、東京での地震は、その前兆現象の可能性もあると見ている。

さあ、どうなりますか?

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image by: Federico Fermeglia / Shutterstock.com

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