子供が「思わず言ってしまった言葉」を後悔しないために親ができること

 

でも(帰ってきた様子からすると)相当に頭にきたのだと思います。そして「運動会出たくない、休む、あのメンバーで勝っても嬉しくない」「リレー選手にならなければ良かった」「補欠の子に代わってもらう」は、その時の怒りに任せて言った言葉で、本心ではないと思うのです。そして「練習しないことに僕怒っちゃったから…」ともあって、きっと言い過ぎてしまったことを後悔しているのではないかな?とも感じました。

ですが多分、運動会までには先生からも練習するように言われるでしょうし、みんなの前でも走るように言われることもあると思います。

確かにリレーは、皆で協力して結果を出すチームプレーでもあるのですが、その中でもリレーは「一人一人の力が見える競技」でもあって、「一生懸命走ってた」とか「一人抜いたね」のように、そのチームの中でも誰が素晴らしかったかが結構目立ちます。

ですからもし私だったら

「まじめにやらない子がいても、見ているみんなには、一生懸命やっている姿が分かるし、他の子と比べて早かった!って見てもらえるから、自分だけでもいいから思いっきり走ってね。お母さん楽しみにしているよ♪」

と言ったかな?と思います。スポーツは勝ち負けだけが目立ちますが、頑張っている姿はよくわかります。特にリレーは運動会でも花形種目ですから。

「他の子はどうでも、頑張るあなたがお母さんは好きだよ♪」のように言ってあげてもいいかな?と思います。

できれば先生がちょっと見てくださって、バトンパスなどを指導してくださればありがたいのですけどね。もしかしたらそこまで先生に知識がないかもしれませんし、それほど運動会で結果を出したいと思っていないかもしれません。なので先生にはお願いもできないのですが「あなただけでも頑張って♪楽しみにしてるから」のような言葉がけでも良いと思いますが、どうでしょうか?

くまさんは、息子さんが以前、学校を休みがちだった事もあって、このリレーの事でまた学校に行かなくなったらどうしよう?という心配事もあったのですが、運動会を休む、休まないではなく「誰にでもある事。大丈夫」という雰囲気で包んでくれれば問題ない、と思ってのお返事でした。

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