果たして、個人が信頼されること、信用されることで、世の中を変えることができるでしょうか。独裁政権など、いまどきの日本人なら、誰も望まないと思います。それよりも、日本全体の民度を上げることが大事です。そうすることで、偏差値45~55のボリュームゾーンの人たちが、偏差値50~60のゾーンにシフトアップしてくれれば、その学校の成績上位の偏差値70以上の子らは、偏差値75以上になるのです。世の中を変えるというのは、そういうことだと思います。
私は、自分個人が尊敬されたり、偉大な師匠のようになることを、まったく望みません。むしろ、私の話を聞かれた方が、さらに議論を進化させて、より多くの人たちに良い影響を与えるようになっていただくことの方が、はるかに大事だと思っています。
だから、間違い(笑)を入れています。
これに関連して、時折、「小名木さんの話を聞いて感動した。けれど、自分でどう活動したら良いのかわからない」という声を聞きます。
活動じゃないのです。その人が、「感動した」という、そのことが大事なのです。感動し、何かを感じたその瞬間から、いわば波動が変わるのです。すると、その周囲に、これまでと違った波動が流れるようになります。要するに、背中が変わるのです。ムードが変わるのです。そして世の中の多くの人たちが目覚めだすと、その中から、必ず天才が出てきます。リーダーが生まれます。そしてその天才やリーダーを支持する人が生まれていきます。
その支持する人たちが、圧倒的多数を占めるようになったら?
圧倒的多数といっても、日本の人口1億2,600万人の中で、それこそ1,000万人の人が目覚めたら、日本は劇的に変わります。
日本は永遠に不滅です。日本人なら、日本を信じる。自分一人ではなく、みんなとのつながりのなかで、より良い未来を目指す。すべては、そのための活動です。
日本をかっこよく!
ではまた来週。
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