こんな風に運気が下降しているときは「俯瞰力」を意識してみましょう。
俯瞰力とは、全体像を捉えるものの見方であり、鳥目とも言われ、高い位置から下を見下ろして全体像を把握する方法です。
全体像を捉えて俯瞰力を発揮すれば、解決策が見つかり凶運も回避できます。
自分の考えと相手の考えを俯瞰して捉えることで、その違いを理解することができます。
また、自分の立場と相手の立場の違いを意識することで、物事の全体像が見えやすくなります。
あなたが見ている世界と
相手の見ている世界は違うのです。
また、あなたにとっての事実と
相手にとっての事実も。
国単位で考えても、言葉も文化も違う。
あなたにとっては、ある出来事が安心として捉えられたとしても、相手にとっては、不安と捉えられるかもしれません。
男と女だってそう。
男と女の関係では、あることをきっかけに突然喧嘩になることがありますね。そんなとき、男性はなぜ女性が怒り出したのかを理解できず困ってしまう。
こんな風になぜ多くの男性は女性のことを理解できないのでしょうか。
それは、男性も女性も同じ人間だと思っているからです。
多少の違いはあったとしても、話せばわかると思っているのです。
でも、実際には、男性と女性は別の生き物と言っていいほど思考パターンが異なります。
思考パターンが違うことを理解しないで、一緒にしようとするからトラブルが生じるのです。
たとえば、女性が怒り出したときに、「なんで怒っているの?」と、男性はその理由を探して解決しようとします。
しかし、これでは到底解決しません。なぜかと言うと、男性には予想もつかない理由であることが多く、怒っている理由も1つではなく、複数のことが複雑に絡み合って感情的になることがあるからです。それが女性なのです。
また、男性は会話が理屈っぽくなりやすく、意味や目的を求める傾向に対して、女性は理屈なんかどうでもよくて、会話そのものを楽しむ傾向にあります。
その違いを理解しておかないと、必ずと言っていいほどトラブルが発生するというわけです。
男女に限らず、自分の理屈を相手に押し付けないようにしたほうがいいです。かといって、全て相手に合わせる必要もありません。
あなたと相手は、違う世界で生きている、ということを忘れずに意識しておきましょう。そうすることで、人間関係も円滑に運びます。
話を戻しますが、運気が下降しているときは、全体像を見失って執着したり、乱気流のように怒ったり、悲しんだりしますね。
つまり、その状態は俯瞰力をなくしています。
そんなときは落ち着いて「全体像を見失っている自分」を受け入れ認知することで、俯瞰力を回復させることができます。
鳥目を通して、高い位置から下を見下ろせば、山のかたちもビルのかたちも違います。もちろん行き交う人々も。
「違うから面白い」、「違うからこそ自分が見えてくる」のです。
今週は、そんな風に全体像を楽しく見て、しっかりとそれぞれの違いを把握しましょう。
今週も皆様に、多くの月の導きが訪れますよう、心よりお祈り申し上げます。
いつも、愛・感謝・ありがとう
image by: Shuttterstock.com