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目標達成率が4割アップ!「if-thenルール」とは

習慣化しようとした時、「習慣化したい行動」だけをやるよりも、「すでに習慣化していること+新しく習慣化したいこと」を紐づけるとうまくいきます。

たとえば、「毎朝起きたらコップ1杯の白湯を飲んでデドックスをする」ということを習慣にしたい場合、それに紐づけする行動を探します。たとえば、「朝起きたら歯磨きをする」ことがすでに習慣になっていたら、歯を磨く前にお湯を沸かし、コップに入れる。歯磨きが終わってちょうどいい温度にお湯が下がったら、1杯の白湯を飲む。

この「AしたらBをする」という行動を「if-thenルール」といいます。

この「if-thenルール」は、心理学者ピーター・ゴルヴィツァー氏によって研究されたものです。ピーター・ゴルヴィツァー氏が勤務先のニューヨーク大学の学生を対象に目標達成のための実験を行ったところ、「if-thenルール」を取り入れたことで目標達成率が4割も上がったといいます。

うまくいかない時のことを想定して動く

物事を実行する時に大切なことは、「うまくいかない時のことを想定して動く」ということです。たとえば、モチベーションが下がったり、仕事で疲れていて「やるべきこと」ができなかったりする時はどうするか。

そんな時は「最低限これだけはやろう」ということを決めておくのです。

たとえば「毎日自宅で筋トレする」と決めていた場合、毎日決めたメニューすべてをこなすのが難しい時もあります。そんな時は「最低ダンベル上げだけでもしよう」と決めておくこと。できれば5分以内に済むなど、本当に簡単なことがいいですね。大切なことは、いかに途切れさせないかということなので。

もちろん、さきほどお話したように休んでしまう日があってもいいですよ。いいけれど、「最低限これだけはやろう」ということを決めておくと、続けやすくなります。

これは飲食店の経営でも同じです。飲食店の場合は、通常「晴れた日」を考えて営業をしますよね。しかし、雨の日は、お客様が来なくて暇になることがあります。そんな時はただ時間を持て余すのではなく、「雨の日にやるべきこと」をあらかじめ紙に書き出して貼っておく。

新メニュー開発でも、普段利用してくれているお客様へのお礼状でもいいでしょう。暇だったら「これをやる」ということを最初に決めておくと、ちゃんと行動できます。

こういう小さな習慣の積み重ねが、後々大きな成功へとつながってくるのです。

(この記事は、メルマガ『岡崎かつひろの『好きを仕事にするための本当の考え方』1月17日号の一部抜粋です、この続きをお読みになりたい方は今すぐご登録ください。初月無料です)

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