リスクも最小限。「メタバース」が広まればアパレルが儲かるワケ

 

メタバースでアパレル

同じようにメタバースでもこれからファッションやアパレルといった業界に注目が集まっていくでしょう。そしてその場合のキーになるのがNFTなのです。

デジタルでアパレルをやって行くのに問題となる事。それが「デジタルは無限にコピー出来ること」なのです。いくらでもコピーできて、本物も偽物もない世界、そんな世界でアパレルをやったら、あっという間に海賊版が出回りとてもやって行けません。

しかしNFTを利用すれば少なくとも「本物」と偽物は区別されます。考えてみれば本物と見間違うくらいの偽物はリアルの世界でも存在しますし、逆を言えばリアルの世界では「見分けがつかなければ本物か偽物かもわからない」のです。ただNFTを利用してその数量を制限することで「世界に1,000コピーしかないブランドの靴」や「一点物のバック」を作ることができるわけですね。

また、以前私がお手伝いしていたアパレルの方に聞いたお話では、結局アパレルの難しさは「売れるかどうか分からなくても在庫をある程度作る必要がある」事だと言っていました。売れそうなサイズの売れそうな服をコンテナに何杯も作る。利益率が高いので売れれば大儲けだが、もし当たらなければ全て不良在庫になってしまう…それがアパレルの悩みだそうです。(メルマガ『杉原耀介の「テックハックあきばラブ★」』2022年2月17日号より一部抜粋)

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幼少期から独学でプログラムを学び、15歳でプログラムコンテスト荒らしを始める。工学系に一旦は進むもすぐ飽きて美術系に転向。映像・CGデザイナーを経て1995年にインターネットと出会いニューヨークでシステム開発の仕事を始め、その後アイドルから金融まで幅広い新規事業に携わる。直近ではゼロから外資系フィンテックベンチャーのシステム開発を行い、CTOとして成長に寄与。ガジェット大好きなガチオタ。新しいテックトレンドの予言に定評があり「預言者」と呼ばれることも 。慶應義塾大学大学院美学美術史学修士、現在東京大学大学院博士課程在学。

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