次は「あの国」か?ウクライナで人民虐殺のプーチンが進める“謀略”の中身

 

しかし、今はまず、ウクライナの人々が直面する悲劇を一刻も早く終焉させることが先決です。

今回、どのような理由があっても、軍事侵攻という手段を用いたことは絶対に支持できませんが、プーチン大統領がそのような愚行を選択するに至った様々な理由や背景を一度きちんと明らかにし、ニーズや懸念などを理解したうえで、実際に効果がある対策を即時に実施することが必要です。

このプロセスは非常に困難を極めます。しかし、現在、刻一刻と悪化し、限界が近づいている悲劇的状況を解決に向けていくためには、避けては通れないプロセスであることは間違いないと考えています。

このメルマガが皆さんのもとに届く今日3月11日。11年前の今日、東日本大震災が起き、そして福島第一原発事故が起きた際、日本に支援を申し出て、多くの貢献をしてくれた国の一つがウクライナです。

特に原発事故については、チェルノブイリ原発事故の悲劇を体験した国民の立場から、特別な支援も行われたそうです。

国際政治のどろどろしたやり取りを、私自身、仕事柄、見ることが多いのですが、そのような“意図”を排除し、人と人として心を寄せ、支援を行っていきたいと思います。

今回の記事に対して、いろいろなご意見があるかと思います。私としては、お伝えできるぎりぎりの情報をお伝えしました。あとのご判断は、お読みいただく皆さんに委ねます。

一日も早い平和が訪れますように。

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