中国から脱出せよ。国を見限る若者たち、ネットで流行る「潤学」とは

Airport Departures Terminal, HongKong-18July2021: Man hold a blue passport with the reflective golden name Hong Kong Special Administrative Region of the People's Republic of China on the book cover
 

中国から海外への移民 華人が多い国のランキング

中国人が海外で暮らそうと考えたのは今だけでなく、海外移住の歴史は長い。中国人は、世界の隅々まで暮らしている。統計によると、華人華僑の数は6,000万人以上に達し、世界198の国や地域に広がっている。華人が多い国のランキングは以下の通りだ。

第1位 インドネシア:1,000万人以上

統計によると、インドネシアの人口の約5%は中国系で、華人は1,000万人以上、そのうち90%以上がインドネシア国籍を取得しているそうだ。中国系インドネシア人の多くは、福建省、海南省、広東省など、中国の南部の出身である。

第2位 タイ:約1,000万人

現在、タイにいる華人は1,000万人近くいるが、その多くは中国の広東省、潮州、厦門などの地域から来た人たちである。在タイ中国人がタイの発展に多大な貢献をしてきたと言われる。

第3位 マレーシア:740万人

マレーシア華僑はマレーシアで2番目に多い民族で、約740万人、マレーシア総人口の約23%を占めている。マレーシア華人は、明・清時代から数世紀にわたって中国の福建省、広東省、広西省、海南省から移住してきた移民とその子孫のことだ。

第4位 アメリカ:508万人

米国連邦国勢調査局が発表した最新の数字によると、アジア系アメリカ人の総人口は2,140万人に達し、そのうち中国系が508万人でトップとなっている。その多くは、カリフォルニア、ニューヨークなど、大都市に集中している。

中国系アメリカ人は、中国福建省の長楽、連江、福清、河北省の石家荘、衡水などの地域や東北地方が主な出身地である。

第5位 シンガポール:298万人

シンガポールは中国以外では唯一、中国人が過半数を占める国。2019年6月現在、シンガポールの総人口は570万人で、シンガポール人と永住権保持者は403万人。中国人はシンガポールの人口の74%を占める。

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