防虫や殺虫にあらず。新ジャンル「逃虫」を形にした企業の大戦略

 

◆戦略分析

図表1「触らず むしキャッチリー_戦略」_page-0001

■戦場・競合

・戦場(顧客視点での自社の事業領域):虫のキャッチ&リリース
・競合(お客様の選択肢):虫取り網、殺虫剤 など

■強み

「虫を触らずに、外に逃がすことができる」

・蜘蛛やカメムシなど触りたくないけど家に居られると困る虫を簡単にキャッチ&リリースできる(虫にもやさしい)。
・殺虫剤を使わずに虫をキャッチできるので小さな子どもがいる家庭でも安心して使用できる
・殺虫剤などで、やむを得ず殺してしまった虫(ゴキブリなど)も触らずに処理できる

★上記の強みを支えるコア・コンピタンス

・「Student Innovation College 2020」(Sカレ)で優勝し、商品化した実績
・殺虫や防虫ではなく、”逃虫”という画期的なアイデア
・販売元のプラスティック加工メーカーである「旭電機化成」は、発明家を応援するというコンセプトを持つ

上記のような、実績や発明が強みを支えています。

■顧客ターゲット

・家の中に入ってきた虫を触らずに外に逃がしたい方
・虫が苦手な方
・虫を殺したくない方
・虫を外に逃す派の方

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