サイドビジネスでも節税できる!
最近流行の副業を独立自営型でスタートさせるのも、効率よく節税できる方法です。
たとえば、語学や何かのスキルをリモートで教えたり、犬の散歩代行業を始めるのでもよいでしょう。
ビジネスには必ず経費が発生するので、自宅家賃を按分したり、水道光熱費、パソコン代、通信費、交際費、広告費、研究費などを計上すれば、所得を圧縮し損益通算できるわけです。
いずれにしろ、日頃から領収書をもらう癖をつけ、諸々のコストを把握して、給与所得者であっても、毎年確定申告することが節税につながるライフスタイルとなるわけです。
ここまで見ていただいた通り、高額所得の人ほど、所得税を圧縮しています。税金がバカにならないからです。
高額所得の人は、自分の労働収入だけに頼ることなく、「お金に働いてもらう」という考え方をもっているのです。
不動産投資の場合には、金融機関からの融資を受けられるので、投資額そのものにレバレッジ(てこの原理)が利かせられます。
そのうえ、家賃収入という、他人からの賃料によって、ローンの返済も行えることになります。
時間を味方につける投資法なのです。
ローンの返済が終われば、投資物件がお金を生んでくれる、あなたの純資産になります。
こうした投資の基本原則は「長期・積立・分散」です。
お金がお金を生むサイクルを確立すべき重要性がここにあります。
サラリーマンの人は、株や投資信託などの金融商品や、不動産などの現物投資などで、純資産を生み出す仕組みをもたなければいけません。
投資のタネ銭をつくるためにも、サラリーマンの人は、まず最初は生活を切り詰めなければなりません。そして、100万円でも200万円でも投資のタネ銭をつくるべきでしょう。
この最初の小さな投資の雪ダルマをつくる要領で転がすことが重要なのです。
人生は「アリとキリギリス」の寓話に教訓を得るべきなのです。
不動産投資を始めるならば、最初は、少額からでもチャレンジ可能な都心の利便性の高い立地のワンルーム・マンション投資からでも初めて見るのがよいでしょう。
老後に備えて、まずはマイホームを購入したい人も多いでしょうが、住宅ローンを組んでしまうと金融機関の与信枠がいっぱいになってしまい、投資用の融資が受けられなくなります。
マイホームは、投資に成功して余裕が出来てから考えたほうが良いのです。
先に触れた『金持ち父さん・貧乏父さん』著者のロバートキヨサキ氏も、「自分のポケットにお金をもたらしてくれるものが資産」と説いています。
つまり、マイホーム購入は、自分のポケットからお金を奪っていくものゆえに、「マイホームは資産ではない」という独特の資産の見方を披露しています。一理も、二理もある考え方といえるでしょう。
あなたも、「長期・分散・積立」の投資の考え方で、お金持ちになる発想を磨いてはいかがでしょうか。
やり方次第で、あなたも一代でサラリーマンをやりながらでも、お金持ちになれるチャンスがあるのです。
ぜひ、行動を起こしてください。
今回はここまでです。
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