20代女性への中絶強要が発覚した読売巨人軍の坂本勇人選手(33)。球団側の甘い対応に批判が集まる中、火に油を注いでいるのが元同僚・笠原将生氏(31)のYouTube動画だ。笠原氏は擁護風の“燃料投下”によって原辰徳監督(64)やジャイアンツ、ひいては日本球界への恨みを晴らそうとしているのか。
坂本勇人“擁護”に裏の意図?笠原氏の復讐劇
読売巨人軍キャプテンの坂本勇人選手(33)といえば、「侍ジャパン」の主軸として昨夏の東京五輪代表も務めた、まさに日本球界の顔。そんなスーパースターに衝撃的なスキャンダルが発覚したのは9月10日のことだ。
文春オンラインによると、坂本選手は20代女性に対し自分勝手な性行為を再三要求し、妊娠発覚後は中絶を強要。「本当は今すぐおろせよって言いたい」など生々しい発言が暴露され大炎上した。
しかし、坂本選手は醜聞が報じられた10日以降も平然と試合に出場。19日までの6試合で23打数9安打、打率.391の好成績をマーク。球団側の甘すぎる対応に「お咎めなしは異常すぎる」「もう巨人ファンを辞めたい」など批判が殺到している。
そんな中、YouTubeの笠原チャンネルで“坂本擁護”の動画を立て続けにアップしているのが、巨人軍の元同僚・笠原将生氏(31)だ。
2015年の野球賭博問題で巨人軍を退団した元投手の笠原氏はYouTubeで、「自分は何があっても坂本選手の味方です」「示談しているのに世間にバラす女が悪い」などと発言。
坂本選手の中絶強要発言について、「男なら誰しもが一度は女性に言ったことがある言葉だと思います」「全然恥ずかしいことじゃないと思います、普通っす」と擁護し、ファンからは「野球界全体が誤解される擁護はやめて」など悲鳴が上がっている。
笠原氏による耳を疑う発言の数々、その狙いはいったい何なのか? スポーツ紙記者は次のように指摘する。
「世間では『笠原による坂本擁護は逆効果だ』との声が上がっていますが、むしろそれこそが笠原の狙いでしょう。あれは擁護するふりをして、炎上狙いの追加燃料を投下しているんです。野球賭博で退団に追い込まれた自分と、いまだ何の処分もないスーパースターの坂本勇人。笠原からすれば『どうして自分だけが』の強い不満がありますからね」(スポーツ紙記者)
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風化阻止の“燃料”を投下し続ける笠原氏
笠原氏のYouTube動画を細かく分析すると、一見、坂本選手を擁護しているようで、実際には坂本個人やジャイアンツ、野球界全体を貶める発言を意図的に散りばめているのは明らかだという。
「笠原が『坂本さんには家にも何回も泊まらせていただいて。ベロベロの二日酔いで朝、すき家の牛丼を食べたり』と仲の良さをアピールするのも、それが確実に坂本や巨人軍のイメージダウンに繋がると自覚しているからでしょうね」(前同)
たしかに、野球賭博問題で退団に追い込まれ、歌舞伎町のホストなどを経てユーチューバーに転身した笠原氏に「被害女性のほうが悪い」と無理筋の擁護をされても、目下スキャンダルから全力逃亡中で“風化待ち”の坂本選手にとってはマイナスでしかない。
動画では他にも、今回のスキャンダルを坂本個人から野球選手全体に一般化して、「堕ろしたいっすよ野球選手は」「MAXで15人、全員堕ろした野球選手もいる」と茶化したり、二岡智宏二軍監督(46)と山本モナの不倫騒動に言及する一幕も。笠原氏が意図的に擁護風の“燃料投下”を行っているのはほぼ確実と言えそうだ。
笠原氏の標的は“中絶繋がり”で原監督か
原辰徳監督(64)は19日のDeNA戦で、坂本勇人選手を7回表の守備からベンチに下げた理由を聞かれ、「勇人?もうちょっとやっぱり、なんていうかな、もう少し気が出てこないといけませんな」と苦言を呈したという。
だが、原監督のこの“おとぼけ発言”に対して、SNSでは「今はそんなことを言ってる場合じゃないだろ」「坂本の堕胎強要はスルーか」など批判が殺到。
一部では、原監督が現役時代に20代女性と不倫の末、妊娠・堕胎に至ったとされる「1億円不倫事件」と関連づけて、球団側の隠蔽体質をあらためて厳しく追求せよとの声も。
「笠原は、原監督に対する不満の火にいつ“燃料”を投下するかタイミングを見計らっている」(前同)との見方も有力で、いよいよ予断を許さない状況となっている。
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