視野の広さが全く違う
コートが狭いと遠くを見るにも限界があります。フットサルの場合、一人飛ばしくらいですが、サッカーの場合2、3人は当たり前です。
見る視野の広さが違うとやたらとドリブルで打破したくなります。大きなスペースがどこにあるのか。これを見つけても蹴ることが難しいから子供たちはロングキックにこだわるのです。
実際ブラジル時代にサイドバックのトライアウトに現役のフットサル選手が来ました。いきなりドリブルを始めたのには衝撃でしたw今の日本の小学生でやたらとこの時の衝撃同様の光景をたくさん見るのには正直辟易していますw
そもそもボールが違う
ボールが昔はハンドボールサイズでした。足裏とトーキックとインサイドくらいでインステップは蹴りづらくて仕方ありませんでした。
● ロナウジーニョ子供時代のフットサル – YouTube
リンクはロナウジーニョの子供時代です。このころのボールは小さいです。私も最初はこれで雨の日にやらされた覚えがあります。
そしてFリーグ開幕とともにボールのサイズが重さはそのまま重い4号球に変わりました。あれは誰がやっても「トラップでボールが止まりやすい」。
ブームもあって初心者もかなり増えたフットサル。そうしたサッカーとは違う部分をそのままに現在に至っています。
フットサルはそもそも…
フットサルは、セルジオ越後氏が「日本の子供たちが足裏を使わない。トーキックをしない」ということで日本に持ち込んだものです──(『サッカー家庭教師:谷田部のブログでは書けない話』2022年8月31日号より一部抜粋。続きはご登録の上、2022年8月のバックナンバーをお求めください)
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