ビジネス書ランキングで3年連続1位に輝いた『人は話し方が9割』。今回、メルマガ『毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン』で土井英司さんが紹介するのは、その第3弾である、リーダーの話し方にフォーカスした一冊です。
『リーダーは話し方が9割』部下の自己肯定感、自己重要感を高めるノウハウ
永松茂久・著 すばる舎
こんにちは、土井英司です。
本日ご紹介する一冊は、日販の年間ビジネス書ランキングで、3年連続1位に輝いた、『人は話し方が9割』の第3弾。
● 第1弾:『人は話し方が9割』
● 第2弾:『人は聞き方が9割』
今回は、「リーダーの話し方」がテーマということで、先日ご紹介した矢野香さんの『最強リーダーの「話す力」』とテーマが似ていますが、『最強リーダーの「話す力」』がパブリックスピーキングに重きを置いているのに対し、こちらは部下への個別指導・対話が中心。
※ 参考:『最強リーダーの「話す力」』
どうやって部下の自己肯定感、自己重要感を高めるか、現場で効く考え方、ノウハウがまとめられています。
うまくいくリーダーが自然とやっている「フォーユートーク」、部下が主役になるコミュニケーション、部下の自己重要感を高める魔法の言葉12選など、読んでおきたいノウハウが満載です。
過去をふり返り、もっと早く知っておけば良かったと思う内容がびっしりと書き込まれていますので、リーダーの方はご注意ください。
部下のいいところをいくつ知っているか、部下が嫌いなことをどれだけ把握しているかなど、話し方だけにとどまらない、リーダーの日々の心構え、行動についても書かれており、じつに勉強になりました。
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