さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
相手の立場や気持ちを理解し、寄り添う気持ちを持って話す
何もない状態が「自己否定感」だとすると、まずはその存在意義を認められて「自己肯定感」が上がり、「自己肯定感」が満たされると、人は次に社会でのポジショニングが含まれる「自己重要感」を意識するようになります
自己肯定感=安心感
自己重要感=特別感
すごいリーダーより、ともに考えてくれるリーダー
部下の自己重要感を高める7つの話し方
2.相手に疎外感を与えない
3.相手を否定しない
4.事前に相手の興味を知っておく
5.相手が自分の未来にワクワクできるように話す
6.「求められているもの」と「伝えたいこと」のバランスを取る
7.相手のことに集中する
優秀なリーダーほど、すごい話ではなく、わかりやすい話をしている
自己重要感を高める声かけ3つのポイント
1.名前を呼ぶ
2.「We」を主語にする
3.話を振る
部下のいいところをいくつ言えますか?
自分に注目が集まったときこそ、人に花を添える
言いたいことはあえて間接的に言う
人には性格とその時点でのレベルが存在する
部下の自己重要感を高めるリーダーが使っている魔法の言葉12選
「うん、いいねえ」
「一緒に考えようか」
「よくがんばったね」
「君ならできる」
「大丈夫」
「なるほど、そんな考え方もあるんだね」
「もう1つ違う方法もあるんじゃないかな」
「責任は取る」
「手伝えることがあったら言ってね」
「あなたがいてくれてよかった」
「よくやった!」
「君たちがいてくれるから、僕が負けるはずがない」
話し方の本を謳ってはいますが、中身はれっきとしたリーダー論です。
大きな組織やネットワークを束ねる人がどんなコミュニケーションを心掛けているか、その本質がわかる一冊です。
ぜひ、読んでみてください。
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