多角的に見ることで冷静になれる
どうしても、殴りかけられたときに、身がすくんでしまったり、怒りに感情をぶつけたり、っていう風に反射的に見てしまうんですけど、それがアメリカ側からみたときにはどういう風なものなのか、台湾側からはどう見えているのか、っていうこと見るだけで、冷静になれるんですよ。
さらに、もう一歩踏み込んでそういった字幕を見ていくと、分析できたり、多角的に見ることができるんですよ。「多角的に見ましょう」っていう話って僕のサロンではずっとお話しさせていただいているんですけど、こういう時こそ大事なんですよね。
AIの力、字幕の力を頼っていくっていうことがすごく大事なので、この際、会社の休み時間とかでも良いと思うんですよ。
PCでYouTubeを見る、で歯車を押して字幕自動生成、もう一回歯車を押して、自動生成から翻訳して日本語、これをするだけで多角的な視点で同じニュースを他の方向から見ることができるので、ぜひやって欲しいんですよね。
ニュースって動画の作りこみが良くできているから、英語とか中国語とか台湾語が分からなくても、画像がどういう風に出ているのか、どういうトーンで文字や字幕が出ているのかを見るだけで、何に対してどういう感情でいるか、どこに感情が集まっているのか?っていうことがわかるので。
こういう自分が攻撃される対象になったときこそ、外側の目からどう見えているのか?っていうのをYoutubeとかInstagramとかTikTokでいま話題になっている言葉を、現地の言葉でいうと何なのか?Taiwan, Japan, これをGoogle翻訳で台湾語にしてそれをYouTubeに取り込むだけでOKなんですよね。
そういう風にシンプルなことを5分やるだけで、全然変わってくるので、感情が動く時にこそ、自分に危機を感じて多角的に見るっていうことを、ぜひやって欲しいなっていうのが僕からのメッセージです。
バタバタしている時こそ、振り回されずに僕たちの未来をつないでいきましょう。というわけで、バイバイ。
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