浮気調査って「100%クロ」じゃないの?現役探偵が明かす実際の結果

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では、残りのシロのパターンは何故起こるのでしょうか?

それは、1つがお客様が離婚のきっかけを探しているパターン。離婚したいけど、なにかきっかけがない。「浮気してたら離婚できる!」。このような考えをもってしまう方もいます。パートナーが浮気をしていなくても「浮気してるはず!っていうかしてほしい」という願望で相談に来ます。話を聞けば聞くほど「これはシロだな…」とこちらが確信できるので、お金を使わせる前に、まずはメンタルのケアを行います。

もう1つが心の浮気はしているが、性行為がないパターン。毎週日曜日に浮気相手と会ってデートしているが、手を繋いだりラブホテルに行ったりはしない。食事と趣味を楽しんでいるだけ。しかし、明らかに男女の仲であることは間違いない雰囲気はある。世間一般的に言うと身体の関係が無くても、それは浮気でしょ!となりそうですがやはり法的にはクロとは言い切れないのです。なんとももどかしいパターンですね。

この2つが多くのシロのパターンです。

シロ=浮気が無い、ということですが、お客様は「クロであってほしい」という方がほとんどですので、いざ調査をしてみてシロになると、探偵が責められます(笑)。怒りをぶつける先がないのです。探偵にとっては理不尽を突きつけられることになりますが、これも仕事の一環として受け止めるしかないですね(笑)。

ただ、シロというのはシロという「結果」です。これを前提として離婚に進んだり復縁に進んだりと、選択の材料にはなり得ます。シロという結果で次に何ができるか?それを提案するのも、探偵の仕事だと思います。

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平成3年生まれ。探偵歴10年。愛知県出身。好きな調査シーンは張り込み。19歳から探偵の修行を始め、他の職業をやることなく社会に出て現在までずっと探偵。中高生の頃から中南米地域に興味があった為、好きな探偵と中南米を合わせよう!ということで23歳のときに中南米で探偵をする為グアテマラ入りをする。グアテマラにて活動後、事業の基盤作りの為帰国。まずはアジアからということで現在はバンコクやマニラなどでの調査を経験しながら、国際探偵への道を走っている。多くの男女トラブルや企業内外の調査を受けている。

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