定年後の夫が毎日家にいるなんて耐えられない…。熟年離婚を考えたほうがいいの?

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女性側から見た熟年離婚の原因としては何が考えられるのでしょう?

女性が熟年離婚を検討し始める理由の一つに、定年後に夫が家にいるという点があります。

夫からすればショックな話ですが、それまでは平日の夜と休日しか家にいなかった夫が、ずっと家にいるために、これまで気にならなかった夫の性格や生活習慣が妻のストレスになるということが妻に離婚を考えさせるきっかけになるようです。

また、当然、熟年離婚においても、通常の離婚と同様、夫の浮気や浪費等が問題になることがありますが、それまでであれば子どものことを考えて離婚にまで踏み切れなかったのが、

子どもが成人していることから離婚に踏み切りやすくなるというのも熟年離婚の特徴といえるのでしょう。知り合いもこの時期に離婚しました。

さてさて、では、男性側から見た熟年離婚の原因とはなんでしょう?

熟年離婚といえば、夫が、長年連れ添った妻から突然離婚も求められて途方にくれる、というイメージがあります。しかし、近年は夫から熟年離婚を切り出すことも珍しくありません。実際に知り合いも夫からの申し出でした。

夫が妻との熟年離婚を検討するきっかけで特徴的なのは、妻の些細な言動にその原因があることが多いということです。

妻が自分を思いやってくれない、文句しか言わない、子どもばかりに興味があって自分の方を見てくれない、家庭内で居場所がない等、自分が妻から大切にされていないのではないかという不安。

そんな毎日の中で、老後の人生について考え直しはじめるということが夫に熟年離婚を検討させるきっかけとなるようです。

特に、夫の場合、離婚しても経済的な不安が少ないということが、離婚を後押しすることにもつながっているようです。

熟年離婚の最大のメリットは、結婚生活による悩みから解放されることにあると思うのです。

結婚生活は、赤の他人が同居するわけですから、多かれ少なかれどのカップルにも悩みはあると思います。

夫側への不満・悩みとしてよくあるのは、浮気や家庭内暴力、浪費等、また、妻側への不満・悩みとしてよくあるのは、家事をやってくれない、女性らしくなくなった、金銭的に管理される等です。

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