衝撃の事実。お金持ちになるためにはこの3つの方法しかない

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お金はないよりも、もちろんあったほうがいいですよね。では、お金持ちになるためには何をすればいいのでしょうか? 今回の無料メルマガ『1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』』で本のソムリエさんが紹介するのは、お金持ちの特性とそこに至るための方法をまとめた一冊です。

【一日一冊】大金持ちの教科書

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大金持ちの教科書

加谷珪一 著/CCCメディアハウス

投資ファンド運用会社からコンサルタントとして独立した加谷さんからお金持ちの特性を教えてもらいましょう。ここでいうお金持ちとは、年収3,000万円もしくは金融資産1億円くらいと定義しています。

お金持ちになる方法は、主に3つに集約されます。働いて高額の給料をもらうか、事業を行うか、投資をするかです。お金持ちになるためには、企業の中でのし上がるか、自分で事業を立ち上げるか、成功する人に投資するしかないのです。

いずれにしろ、自分自身の特性や判断によって左右されるわけで確率は低いということになります。

ただ、見方を変えてみると、大富豪に比べれば庶民は失うものが小さいという利点があります。つまり、10億円持っている人は今の資産を失いたくないと強く感じるはずですが、200万円しか持っていない人は、お金を失う心配は比較的小さいのです。

失うものがないということは、挑戦して失敗してもショックは小さいのですから、あるいみチャンスであるともいえるのです。

失うものがないことはある意味で強力な武器といえる。失うものがないのにチャレンジしないのは、非常にもったいない行為である(p143)

この本で一番興味深かったのは、なぜ成功している事業家が、「運」を大切にするのかという理由です。

事業が成功する確率は、起業して10年存続している企業が1割程度ということを考えれば、10分の1かそれ以下でしょう。

しかし、死ぬほど事業に取り組めば、その確率を2分の1か4分の1くらいにまでに高めることができるというのです。

成功している事業家は、死ぬほど頑張っても、そこから成功するかどうかは、「運」しだいということなのです。それだけ努力しているからこそ、「運」の大切さを感じ取れるということなのです。

これはオリンピックに挑戦する人とも似ているのでしょう。死ぬほど頑張っても結局コントロールできないところがあるわけで、やりきった後に見える世界があるわけです。

死ぬほどがんばれば成功する確率を4分の1にできると聞いて、これを高い確率と考えるか、バカバカしいと考えるかは、人それぞれだろう。(p91)

 

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