「充実感を味わう日がほとんどない」人に教えたいモノの考え方

 

 

ものは考えよう。

・今日はこれができなかった→今日はここまでできた
・30%目標達成できなかった→70%達成できた

と考えるようにする。

同じことでも印象が違う。こうなると潜在意識も「おっ、70%も達成したのか。すごいぞ!」と認識できるようになる。

だからこそ、心の底から「しっかり活動できている」と思えるようになる。この差は大きい。

私はこのやり方を進化させている。頭の中で思うだけでなく、“ノートの第4領域”に記入するようしている。

これは本当に気持ちがいい。体感的には効果は3倍以上になっていると思う。

ここでノートについてちょっと復習させて欲しい。まずはA4サイズのノートを4分割する。それを次の4つの領域に分ける。

・第1領域:緊急かつ重要
・第2領域:緊急ではないが重要
・第3領域:緊急だが重要ではない
・第4領域:緊急でも重要でもない

これは知っている人も多いと思う。さらに復習すると、結果を出している人とそうでない人では“4つの領域の時間の比率”が異なるということ。

一番大きな違いは第2領域の比率。一般的な人は第2領域が“15~20%”と言われている。

それに対して結果を出している人は“50~60%以上”というデータがある。

第2領域は重要だけど緊急ではないこと。ようするに“将来の自分を良くするための時間”にかなりの時間をつぎ込んでいることになる。ぜひこれを意識して頂きたい。

今回活用して頂きたいのは“第4領域の緊急でも重要でもない”の部分。ここに役立たないこと書くのはもったいない。

私がおススメしているのは“モチベーションが上がることを書く”ということ。

・結果が出た
・いいことが起こった
・ラッキーが起こった

などなど。ということは数日間、書き続けてもいい。私は飽きるまで書き続けている。

さらには

・ホークスが連勝した
・ゴルフでベストスコアが出た
・いい出会いがあった

などなど。少しでもモチベーションが上がることも書いておく。これによって仕事の効率は良くなる。

そして1日の最後に

・ここまで原稿が書けた
・気になっている仕事に手を付けた
・気になっていた案件を断れた

などなど。「これって中途半端だし達成したことじゃないよね?」ということも書いておく。

これを書くことで「今日はこんなことをやったんだ」と感じられる。これだけで潜在意識は満足してくれる。

できなかったではなく“何ができたか”ということを振り返り、第4領域に記入する。

まずはこれを1週間続けて欲しい。満足感が増し、必ずモチベーションが上がる。

【今日の課題】

・営業ノートを活用する
・1日に終わりに第できたことを書き出す

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群馬県高崎市生まれ。工学部機械科卒業後トヨタホームに入社し、営業の世界へ。 自分に合う営業方法が見つからず7年もの間クビ寸前の苦しい営業マン時代を過ごす。 お客様へのアプローチを訪問から「営業レター」に変えることをきっかけに4年連続トップの営業マンに。 2006年に独立。営業サポート・コンサルティング株式会社を設立。 現在、上場企業への定期研修、講演、コンサルティング業務、経営者や営業マン向けのセミナーを行っている。 個人の営業マン向けとして【営業通信講座】や個人コンサルティングも実施。 2010年より関東学園大学にて学生に向け全国でも珍しい【営業の授業】を行い、社会出てからすぐに活躍できるための知識を教えている。 また(社)営業人材教育協会の理事として営業を教えられる講師の育成も取り組む。 2019年までに56冊の本を出版。ベストセラー、海外で翻訳多数。

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