習近平は信用に足るか。ウクライナ戦争停戦「中国頼み」の危険性

 

イスイラ戦争か?

イスラエルは、イランの核兵器開発に危機感を抱いているが、ここ数日、イスラエルにロケット弾が、ガザからとレバノンから発射されている。8日には、シリアからイスラエルに向けてロケット弾3発が発射された。裏でイランが関与しているようだ。

レバノン南部からのロケット弾攻撃に関与したとみられるイスラム組織ハマスへの報復として、パレスチナ自治区ガザに空爆した。レバノンのヒズボラがロケット弾を発射したのに、それをハマスがしたとイスラエルは強弁している。

レバノンのヒズボラを相手にしたくないからで、過去イスラエルがレバノンに侵攻した作戦の失敗に懲りているからだ。

本来、イスラエルは、イラン攻撃をする予定が、サウジとイランの和平合意になり、孤立する可能性があると、一旦攻撃を中止したが、イランは核濃縮を80%まで高めている。このため、核兵器に必要な90%以上に、限りなく近づいている。タカ派のネタニヤフ首相は、イラン攻撃のチャンスを狙っている。

しかし、イスイラ戦争が中東で起きると、ホルムズ海峡の封鎖になり、アジア圏での石油不足が起きることになる。イスラエルは、キプロス沖での石油・天然ガス田があり、自国の石油供給には問題が出ない。

このため、日本はサハリン2の天然ガスの輸入を止めることができない。それも、欧米が定めた上限価格の上で買っている。サハリン2への投資も行っているし、水産物の輸入も止めないし、中古自動車の輸出も止めない。その理由がイスイラ戦争での中東石油輸送停止による石油不足が起きるからである。米国も日本にロシアからのLNG輸入を認める理由でもある。

中国やインドがサウジの石油だけではなく、ロシアから石油を買う理由でもある。イスラエルのイラン攻撃を世界が危惧している。このため、中国はイスラエルの裏をかいて、イランとサウジを和平させたのである。世界の目はイスラエルの動きに集まっている。

というように、2024年までの戦争と選挙により、世界が激動の時代になってきたと、ヒシヒシを感じている。

さあどうなりますか?

(『国際戦略コラム有料版』2023年4月10日号より一部抜粋、続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)

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