人間界のマウントは全く理にかなっていない
人間は社会という群れの中で生活をしています。が、社会は今発達し、ニホンザルの群れのようなプライバシーゼロな集団ではありません。個人情報は保護され、個人の意思は尊重されるべきだ!という風潮も強くなりました。特に最近そんな感じしませんか?
そして何故か「個!」ということが叫ばれるほど「マウント」という言葉も広まっているように私は感じます。たぶん昔はいちいち「オラの家は名家なんじゃ~!」とか言わなくても周りの皆が知ってましたから言う必要性もなかったでしょう。名家の方だわ~と扱ってもらえて自尊心が満たされた世界は今は「プライバシー」という概念から消えました。
なので!セルフ!アピール!それがマウント!!
…をして果たして何になるんでしょうか?(何にもならない)
ニホンザルのようにほかのグループから攻めてこられた時にマウントを取ってきていたボスママとかボスお局とかボス上司とかは我々のために命懸けで戦ってくれるんでしょうか?くれませんよね?(くれるならマウント取られて嫌な思いはしないでしょう)
つまり今我々が体験させられているマウントを取られる行為はこう考えると
1.非常に動物的で(人間を人間たらしめる理性とは?)
2.非合理的(群れのメリットはほぼなく、ストレスにしかなってません)
な行動だと言えるでしょう。つまりマウントを取る人は大手を振って「わたくし、アニマルでしてよ」と宣言しているネイチャーに近いワイルドな方と言えるでしょう。
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