年収1000万の男が語る、FIREを目指す人々に伝えたい「注意点」

Office worker carrying personal belongings in a box after being fired, unemployment and career concept
 

もうひとつの、本当に何も労働をしない、例えば金利とか権利収入だけで生活をしているというFIREについては、私はかなり懐疑的に感じています。どういう意味かというと、本当にそんな生活が楽しいのか?つまり、何もしないことのどこが楽しいのかと思うわけです。

何かハマっている趣味があって、そこに時間と情熱を傾けるというのなら、それは良いと思うんですけど、巷間聞く話では、

 ■ 生活費がカツカツなので、おカネを極力使わないようにしています

みたいなFIREもあるんですよね。それって本末転倒だと思うんですよ。先日読んだ記事では、月の収入が15万円で、これは毎月ほぼ確定的に入って来ると。ところがこのおカネで全部を賄おうとすると、かなりケチケチの生き方をしなきゃならないので、日中は家でYouTubeを見て、カップ麺を啜ると。

そんな生活のどこが魅力的なのか私には理解できません。

だったら週に何日かバイトでもして、時間を潰しつつおカネを稼ぐ方が、刺激があって良いと思うんですけどね。

その意味では、私が不安に思っているのが老後なんですよね。もちろんある年齢になったら年金をもらうわけで、それ以外にあれこれと老後に備えたことをやっているんですが、不安なのはそんな経済面じゃなくて、

 ■ やることがなくて、日々が無為に過ぎていく生き方

の方なんですよ。そんな状態であと15年生きろと言われたら、私なら死ぬことを選んでしまうかも知れません。この世に何も貢献せず、産み出すモノは糞尿だけなんて生活は耐えられないんですよね。

FIREにもそういう匂いを感じているので、私は別な形の老後を模索しようと考えています。どこかでアナウンスができる日が来たら良いなと思っています。

image by: Shutterstock,com

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【著者】 佐藤しょ~おん 【発行周期】 平日刊

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