「自分は一流の人間か?」を診断する方法。ベストセラー作家が教える“今この瞬間”の自己改革メソッド

 

 誰もが、今この瞬間から「一流」になれる

一流の見習いであったからこそ、一流の若手になれたのであり、一流の中堅になり、一流のベテラン、一流の指導者へと成長して行ったのです。

掃除といえば手を抜いて、営業といえば喫茶店で時間を過ごす。できるだけ楽をして、他の人と同じ給料をもらうことばかりを考えて見習い時期を過ごしてきたという三流の見習いだった人が、一流の指導者へと変わっていくことはないんですね。

それは何も新入社員に限った話ではなく、我々も同じですね。例えば先生であれば、10年もすれば「授業」なんて誰でもできます。

でも、それを誰にもできないレベルに仕上げる人は、ほんの一握りです。そして、それを誰にもできないくらい続けている人ともなれば、思い当たる人がいないくらい稀な存在でしょう。

「一流というのは、今この瞬間になれるものなんだよ」

僕は日頃からそう伝えています。でも、そのためには、仕事は技能によってするものではなく、心でするものだということを忘れてはいけないと思っています。

と言うわけで、今週の一言。

「誰でもできることを、誰にもできないレベルまで、誰にもできないくらい継続してみよう。その瞬間に君は唯一無二の一流になっている」

あなたも一流を目指すのをやめて、この瞬間に一流になりましょう。一流の見習いで十分ですから――

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1970年生まれ。2005年「賢者の書」で作家デビュー。「君と会えたから」「手紙屋」「また必ず会おうと誰もが言った」「運転者」など数々の作品が時代を超えて愛されるロングセラーとなり、国内累計95万部を超える。その影響力は国内だけにとどまらず、韓国、中国、台湾、ベトナム、タイ、ロシアなど世界各国で翻訳出版されている。人の心や世の中を独自の視点で観察し、「喜多川ワールド」と呼ばれる独特の言葉で表現するその文章は、読む人の心を暖かくし、価値観や人生を大きく変えると小学生から80代まで幅広い層に支持されている。

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