「怒りの砂時計」とは
銭湯サウナ好きの40代男性は、「砂時計の使い方について言わせてもらいたい」と話す。
「サウナに何分入っているかを知るための砂時計を雑に使う人が増えて困ってます。銭湯サウナのような規模だと12分計がなくて、砂時計が2つくらいしか用意されていないことも珍しくないじゃないですか。そんな希少な砂時計を使っておいて、砂が落ち切っていないタイミングで平気で退出する人間があまりに多すぎる!」
これは一体どういうことだろう?
「例えば、5分計れる砂時計を使っている人がいるとします。その人が5分じゃ満足せず、落ち切った砂時計を再びひっくり返す。ただ、それから1分から2分で出ていくケースが普通にあるんですよ。途中で入ってきた人は残りの約3分から時間を計ることになり、キリが悪くなるし時間の正確性も欠けてしまう。これはどう考えてもマナー違反です。砂時計を使うのならば〈砂が落ち切るまでの時間は責任を持ちなさい〉という話です。砂時計しかないサウナに来るなら、それくらいのマナーは心得ておくべきでしょう」
ベテランたちの主張を一言でまとめると「他人のことを考えてほしい」ということに尽きるようだ。最後の砂時計くらいは許してあげてほしいとも思うが、長年サウナに通い続ける人にとっては我慢できない問題なのかもしれない。
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