なぜ、接客のプロは会話下手に「共通点探し」を勧めるのか?

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ビジネスでもプライベートでも、人と接する際に必要となる「会話力」。高めれば高めるほど人間関係がスムーズになるこのスキルを養うためのトレーニングを、今回の無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが伝授しています。

共通点探しゲーム

ごく簡単なトレーニングをご紹介します。

「共通点探し」というゲームなのですが、誰でもすぐにできて非常に役立つトレーニングです。

それでは早速。

まずあなたの身の回りにあるものを“2つ適当に”手に取ってください。

モノはなんでも構いません。2つ手に取ってみましょう。

そうしたら、その2つのモノに共通していることをこれまたなんでも良いので、3つほど挙げてみてください。

例えば、色が同じ白ならば「白」とか、形が似ているなら「形が似ている」、素材が同じなら「素材が〇〇」などで良いでしょう。

パッと見以外のことももちろんOK。

例えば、「同じ県内で生産されている」とか、「こういう人のためのモノ」とか、どんなことでも大丈夫です。

3つほどとは書きましたが、できれば思いつく限りはやりたいところ。

最低いくつは出すという数を決めておき、その数は探せるようにしてみましょう。

勘の良い方ならなぜこれをやるかがもうお分かりだと思います。

これは会話力を鍛えるトレーニングです。

会話力というのはいろんな要素が含まれています。

そのうちのひとつに、「相手との共通点を見つけられるか」があります。

共通点を見つけそこに触れることで、相手との心理的な距離を縮めやすくなり、会話も弾みやすいからです。

しかし、会話が苦手な人というのはこの共通点を見つけられません。

というよりも見つける意識自体が低く、共通点はたくさんあるのに、それに気づかないと言った方が正しいかもしれませんね。

それをこのトレーニングで養うのです。

モノだけではなく、ヒト同士で共通点を見つけてみたり、ヒトとモノ、ブランドとブランドなど、あらゆるものを使ってやると良いでしょう。

簡単かつ楽しみながらトレーニングできます。

今日の質問です。

・共通点探しを実際にやってみて、どのくらいのスピードでどのくらいの数の共通点を見つけられますか?
・何度もやってみることで、お客様との共通点探しへの意識がどのように変化しますか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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