夫に愚痴を言う妻が同じように縛られている「素敵ママ」の呪縛

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でね。これってそっくりだと思ったんですよ。そう、女性が

・ステキなママ像に拘ること

に。キレイな部屋で、栄養満点の手作りの食事を家族で囲む。それができてこそステキなママで、そこに手間を費やすのが家族への愛情。

10年以上家事系メルマガを書き続けてきて感じるのは、女性が縛られているこの

・呪縛の強さ

です。

できる余裕があるならやったらいいけど、できないならやらなくてもいい。お弁当作りなんて朝5時に起きてやる必要なんてないし、冷食がダメなんてことがあるわけない。疲れているなら、レトルトでも外食でもいいし、布団干しやシーツの洗濯なんて、そんなに頻繁にやらなくても死なない。

先に家事の理想があってそこに自分を合わせるんじゃなく先に自分の生活があってそのスキマに家事を入れ込む。そのために便利な家電には投資すべきだし、苦手な家事は外注してもいい。

こういう話を繰り返し繰り返し記事にしてきたつもりです。が、

・それは分かるんだけど…

と口籠もる女性のなんと多いことか。

それは大黒柱じゃなくてもいいし、そんなことで男性の価値は損なわれないと分かっているのにそれができない男性と

・そっくり

です。よね?

男性も女性も、内面化したその呪縛から解放されるときが来ているんじゃないでしょうか。そのためには、相手に呪縛からの解放を要求するのではなく、

・自分が自分の呪縛を解く

ことから始めましょう。いや、ほら、相手のことは相手に任せた方がいいでしょ。なんとかできるのは自分のことだけなんですよ( ̄∇ ̄)

キャリアも収入も大事ですが、それは男性の人生全体、すなわち仕事だけでなく家庭も含めた全体で考えたとき、やはり一部にすぎません。パートナーに大黒柱シンドロームに罹っていることを打ち明けるところから始めてみませんか。

image by: Shutterstock.com

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食べるのは大好きだけど、作るのは超苦手。棚拭きとアイロンがけが何より嫌い。そんな家事オンチだった私がソレナリに家事をこなせるようになったワケ。家事全体を見渡して、最小の手間で最大のリターンを得る、具体的なシステムをお知らせするメールマガジンです。

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【著者】 真井花(まないはな) 【発行周期】 週3回(月水金)刊

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