創業者の段永平は、中国テック業界の超重要人物
子どもに対してアピールをし、子どもの方から買ってほしいとせがまれるようになり、そこで親が安心をできる機能を用意しておく。この間合いが、子ども用商品には絶対に必要で、小天才はそのマーケティングを非常にうまくやっています。
このような子ども商品のことを知り抜いている歩歩高という企業を創業したのは、段永平(ドアン・ヨンピン)という人です。
段永平のアドバイスに従って上場前のグーグルに入社し、その後、ピンドードーを創業した黄ジャン(ホワン・ジャン)など、多くの人たちが彼を尊敬し師と仰いでいます。
そのような中国のテック業界の重要人物であるのに、あまり名前が出てこないのは、2001年40歳の時に完全引退をし、米国に移住をして、ゴルフ三昧の日々を送っているからです。この辺りも他の中国人経営者とは違っています。しかし、いわゆる「歩歩高系」と呼ばれる企業と人材を生み出し、中国テック業界の中での存在感のあるグループをつくっています。
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