道端に店を出す八百屋のおじさんの「プレゼン力」が想像以上に凄かった件

 

お読みになっていると他愛もない会話に思えるでしょうが、このおじさんのスマホ見せながらの会話、大したプレゼン力ですよ。

そもそも、市場でダンプカー1台という現状を見て、こりゃ大変だとスマホで撮影してくるというこの行為がすごい。

お客さんに見せてやろう、そうすれば野菜が高くなって買いづらくなることも実感してもらえるだろう、と思ってのことでしょう。

じゃなきゃ、70歳過ぎた八百屋のおじさんが、わざわざ写真なんて撮りません。

で、買い物ついでに寄ったお客さんにちゃんと情報届けてあげようというその心遣いもすごい。

おじさんとしてはただ自分でそうしたほうがいいだろうと、お客さんのためだと思っただけ、かもしれませんが

結果的に、数百円しか買わないお客さんだが、お役立ち情報を伝えておいてあげようと思ったわけです。

それも2、3言葉を交わしたあとのタイミングでこのとっておき情報をコミュニケーションしようとされたわけです。

プロの八百屋から聞く裏話的なリアリティ。それも、タイムリーかつ写真入りの説得力。

これをプレゼン力と呼ばずしてなんと言うのか!!!

長いことひとつのことをしてきたプロというのは業界業態に限らず、
やはりプレゼン力を自然と磨いているものなんです!

「プレゼン」なんて言葉が流行る前からとっくにやっていたことなんですね。

プレゼンて、実は身近なものなのですよ。きっと。

(この記事はメルマガ『スピーチコーチ・森裕喜子の「リーダーシップを磨く言葉の教室」』9月22日号の一部抜粋です。この続きをお読みになりたい方はご登録ください。初月無料です)

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清泉女子大学英文学科卒後、大手印刷関連会社で勤務。その後、ジャズボーカリストの夢を叶えるが、挫折。外資製薬会社に転職しマーケティング部でハードな業務に取り組む中、外国人のスピーチやプレゼンに多く触れ、日本人リーダーの発信力向上の必要性を痛感。30年以上に渡る声の経験にマーケティング、イメージコンサルティング、コーチング、リーダーシップ各論を掛け合わせ、2011年「ボイスイメージ®コンサルティング(VIC)」メソッドを開発して独立。業務で聞いたクライアントのスピーチプレゼンの数は1万回以上(延べ数)。顧客の可能性を引き出すスパルタトレーニング、わかりやすい理論と分析、柔軟に対応できるコンサルティングを得意とする。

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