経営分析を笑うものは経営分析に泣く。会社が必ず見るべき「指標」とは

 

3.私の考えた経営分析

ここにあげた経営分析も、ネット販売分析も、一般的な方法です。

実は、これ以外にも指標は考えられます。

そこで、私が考えた分析指標を紹介しましょう。

・売上仕入差異率(=1ー(期間仕入高÷同時期売上高)

一定時期(例えば1か月間)の売上高と仕入高を比べて、

計画通りの粗利が稼げているかを見ることができます。

・一人当たり売上増減率

=(期間売上高÷同時期顧客数)÷前年同時期一人当たり売上

一定期間における一人当たりの売上や顧客数の増減を見ます。

それらを前月比や前年度比で調べれば、傾向が分かるでしょう。

・外商員生産性分析(=外商粗利÷外商活動時間)

外商活動は、売上だけでなく粗利が重要です。

その粗利を得るのに、外商員がどれくらいの活動時間を要したかを分析します。

売上の多い外商員の生産性が高いとは限りません。

・広告宣伝効果率(=投入広告宣伝費÷広告イベントによる来店数)

広告宣伝の効果を検証するお店は少ないです。

イベントへの来店を促すのに一人当たりいくらの広告宣伝費を使ったかを見ます。

ネット広告での効果も調べなくてはいけません。

ネットモール出店及び手数料、ネットモールイベント参加貴、SEO対策費、リスティング広告、メールマガジン配信料など、
いろいろな広告宣伝があります。

それぞれの広告宣伝によって、売上や顧客数がどれだけ上がったかを分析することで、お店の経営改善に活かせるでしょう。

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