経営分析を笑うものは経営分析に泣く。会社が必ず見るべき「指標」とは

 

さらに、こんな経営指標も考えられます。

・知人紹介率分析

お店のファンは、よく知人を紹介してくれます。

一定期間において、どのくらいの数のお客様が知人を紹介してくれたか、集計をしておいてはどうでしょう。

どんなケースに紹介があったか、どんな商品の紹介をしてくれたかといったことを、メモにしておくと参考になります。

・お客様感動率分析

お客様は、お店で体験したことで感動をしてくれることがあります。

どんなことで感動をしてくれたのか、調べてみてはいかがでしょう。

アンケートをとれば、具体的に分かりますが、接客時のお話の中で聞きだすことも出来ます。ネットでのやり取りで分かることもあるでしょう。

お客様感動体験を増やすことで、より多くのファンを増やすことができます。

これが、お客様感動率です。

・ネットコメント率

お店からのSNSへの投稿に対して、お客様のコメントがどれくらいあったかを調べます。

コメント数の多い記事が、お客様の関心度が高いという事になるのでしょうか。投稿が、どんな内容や書き方だったかを検証して、反応の多い記事を増やすようにしたいものです。

いかがでしょうか。

経営分析の本にある分析方法と、ネット販売分析法を紹介し、ついでに私の考えた分析方法も紹介しました。

経営分析は、お店の業績を向上させるのに必要な作業です。

面倒がらずに、実行していきましょう。

■今日のツボ■

  • 経営分析の中心は、「収益性」「安全性」「生産性」「成長性」の分析である。
  • ネット販売をしているお店は、ネット販売分析をする必要がある。
  • 決まった分析法だけでなく、少し違った分析法もある。

image by: Shutterstock.com

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ワン・トゥー・ワンコンサルティング代表。スポーツ用品業界での経験と知識を生かし、業界に特化したコンサルティング活動を続ける。
スポーツ用品業界在籍33年の経営コンサルタントが、スポーツショップの業績向上法について熱く語ります。スポーツショップのために書かれた、日本初のメルマガです。ここには、あなたのお店がかかえている問題を解決するヒントがいっぱいです。

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【著者】 梅本泰則 【発行周期】 週刊

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