さて、ではワースト3も見てみると…
『たとえあなたを忘れても』 3.2%
『スタンドupスタート』 3.3%
『この素晴らしき世界』 3.9%
ちなみにワースト・ランキング10はフジテレビ系が5本、日本テレビ系が4本という、こちらもほぼほぼ“2局独占”状態でした。
放送時間帯や局の方針転換、制作費のかけ方等で全てのドラマをスタート・ラインに並べることはできないとしても、やはり袋小路に入った感は拭うことは出来ない気がします…特にフジテレビには。
前述したように役者だけの問題で視聴率が悪くなることはあまり無いとは思いますが、堀田真由と竜星涼に関しては“潜在視聴率3%”という不名誉な烙印を押されてしまったわけですから、今後の挽回に期待したいものです。
特に『鎌倉殿の13人』、『坂上どうぶつ王国』で好感度を上げている堀田主演の『たとえ~』がNo.1に輝いてしまったのが個人的にはとても不思議に映っています。
テレビ離れ、ドラマ離れと言われて久しい現状ですが、来年はどんな展開になるのでしょうね…楽しみに待ちたいと思います。
プロフィール:芋澤貞雄
1956年、北海道生まれ。米国でテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌などで30年以上、芸能を中心に取材。代表的スクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在も幅広く取材を続ける。https://twitter.com/ImozawaSadao
記事提供:芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄の「本日モ反省ノ色ナシ」
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