現役精神科医が教える、ストレスを受けるたびに「強くなれる」方法

 

■ ストレスはネタにしろ!

このミステリーの話を踏まえ、ストレスについて考えてみます。

先ほどお話ししたように、自分の「ストレス」は、実は周囲の人の興味を引くことができます。

たとえば「歩いていて、変な人に声をかけられイラっとした」場合について考えてみましょう。

それをマンガとして

「歩いていたら、このように声をかけられて、こう思った」

と、エッセイマンガを作ってみるのも手です。

ただ当然ですが、不幸を受けっぱなしのストーリーだと、どんどんネガティブな作品になってしまいます。

「この不幸があったけど、その後こう変わった」

「私を不幸にさせたあの人は、将来どうなるんだろう」

などのように「神の視点」のようなイメージで今後を考えてみましょう。

すると、もう少し前向きな展開を見出すことができ、作品としてもよりポジティブになっていくでしょう。

■ 「表現する」ことが何より重要!

今はSNS含め、どんな人でも自分の作品を簡単に発表できる時代です。

「自分はマンガなんて描けない」という人は、単純に文章で発信するのもオススメです。

もちろん、作品としてわざわざ発信するのは難しい…と感じられる方もいるでしょう。

その場合は、友達や家族に、ネタとして話していくだけでも気持ちがスッキリしていきます。

いずれにせよ、「自分の経験を言葉で表現する」ことに意味があります。

なぜならこの行為こそが、今の自分の心境を冷静に判断する助けとなるからです。

「このできごとを作品にするにはどうしたらいいだろう…」

「ネタになるんじゃないか…」

「親しい人にネタとして話すなら…」

この視点によって、どんなできごとも少し前向きな対応を取ることができますよ。

少しでも参考になることがあれば幸いです。

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

image by: Shutterstock.com

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「100億円手に入れた人と、事故で重傷を負った人。半年後により幸福を感じていたのは、どっちだと思いますか?」。この中に、あなたの知らなかった驚きと感動がある。恋愛と仕事を成功させる秘訣。悩む前に、1号だけでも読んでみてくださいね。

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【著者】 大和まや・ゆうきゆう 【発行周期】 週に1度、宝石が届きます。

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