古い佇まいなのに「そこがいい」と思われている店が“徹底”していること

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古くて良い店と、ただ古いだけのお店、いったい何が違うのでしょうか?今回、無料メルマガ『販売力向上講座メールマガジン』の著者で接客販売コンサルタント&トレーナーの坂本りゅういちさんが、新しい店でも役立つ、店の中の雰囲気について語っています。

「古くて良い店」と「ただ古いだけと感じる店」の違い

街中を歩いていると、昔っから長くやっているような古い店に出会うことがあります。

喫茶店や居酒屋なんかもそうですし、ショップにもそういう店ってたまにありますよね。

何十年もそこにあって、何十年も経営を続けている店です。

そういう店の中にも、「古いのに良い店だな」と感じる店と「ただ古いだけだな」と感じる店とがあるように思います。

ただ古いだけの店には大して魅力を感じることはありません。

むしろ「本当に大丈夫か?」と信用できないことも多々あります。

一方で同じように古いはずなのに、なぜか良い店だなと感じる店が存在している。

この違いは何なのでしょうか?

ひとつだけとは言えませんが、大きな理由は清潔感です。

古くても良いなと感じる店は、丁寧に清潔感が保たれています。

細かい部分にも掃除が行き届き、使っている道具もメンテナンスがきちんとされている。

古いのに綺麗というのは、むしろ良い味になり魅力を増してくれます。

ただ古いだけの店は、こうした清潔感を感じません。

パッと見えるところは多少は綺麗にされていても、よく見ると埃が溜まっていたり、使っている道具もなんだか汚い。

そんな店だと直感的に人は信用しにくくなるわけです。

この話は古い店かどうかには限らない話でしょう。

たとえ最近できたばかりの店でも、店構えがどれだけ立派でも、清潔感の無い店はあります。

そういう店はやはり細かいところに目が行き届いていないもので、よく見ると埃が角に溜まっていたり、什器やガラスが手垢でベタベタだったりと汚い部分が散見されるのです。

むしろ新しいだけに余計にガッカリ感を増してしまいます。

販売員は清潔感を大事にします。

コミュニケーションの上で印象を良くするためには、清潔感が重要だということくらい誰もが知っていることです。

それは店にも同じことが言えます。

店にだって清潔感がなければ印象良くは見えません。

店の清潔感を良くするためには何に気をつけておかなければならないでしょうか?

今日の質問&トレーニングです。

1)”店の清潔感”を構成する要素にはどのようなものがありますか?思いつくだけ書き出してみましょう。

2)実際に自店の清潔感を向上させるために、今週中に何かをやるとしたら、何をしますか?

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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