財務省キャリア官僚が日本を蝕んでいる
また「大企業の脱税は海外に絡むものが多く、証拠を集めにくいからマルサが入らない」という理由は言語道断です。
こういう理屈が成り立つならば、海外絡みの脱税をすれば、マルサに捕まらない、ということになります。つまり、よりずる賢く脱税をすれば、マルサは手の出しようがないということです。
だから、国税庁のこれらの理由は「理由になっていない」のです。
では、なぜマルサは大企業には入らないのでしょうか?
それは、冒頭にご紹介したように、大企業は財務省キャリア官僚の天下りを受け入れているからなのです。
つまりは、財務省の子分である国税庁と、大企業は、蜜月の関係があるといえるのです。大企業にマルサが入らない事実を見るだけでも、日本の税務行政が矛盾の塊であることがわかるはずです。
そしてこれも大元の原因は「財務省キャリア官僚」なのです。
(メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2024年2月1日号より一部抜粋。続きはご登録の上お楽しみください。初月無料です)
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