松本人志「文春裁判」で再び対決。両サイド弁護士“過去の因縁”と、松本から10月に「疑惑」を聞いていた“芸人M”の存在

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弊サイトでも既報の通り、松本人志が文藝春秋を相手取り起こした訴訟の代理人・田代政弘弁護士の過去。そんな田代氏がこの裁判で対峙する文春サイドの弁護士は、「大きな因縁」のある人物でした。今回の『アクセスジャーナル・メルマガ版』では、この2人の「過去の対決」を詳しく紹介。さらに松本人志の性加害疑惑について、独自に掴んだ新情報をリークしています。

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※ この記事はメルマガ『アクセスジャーナル・メルマガ版』2023年2月5日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

性加害疑惑報道──松本人志『週刊文春』提訴で、小沢一郎巡る代理人弁護士因縁の対決も

『週刊文春』が「木原事件」に続き、キャンペーンを張っている松本人志(60)の性加害疑惑報道が、これまた大きな話題を呼んでいる。

本紙でも、読者から報じる予定はないのかと問い合わせがあるほどだが、法に抵触するかどうかは不明ながら、“大物”といえど、ただのお笑い芸人が勘違い、増長した上での下半身ネタではないか。もっと奥行きのある、あるいは、報じるべき疑惑、問題は多々あるなか、ただ売らんがため、そしてフォロワー数稼ぎのため、独自情報もないのに報じるのはいかがかと思い、本紙はこれまでYouTube版も含めまったく触れていない。

だが、民主党政権時代、小沢一郎氏の政治生命を絶つため、裏では自民党の意を受けてか執拗、強引に捜査したとしか思えない「陸山会事件」の時の東京地検特捜部検事(当時)と、小沢側代理人弁護士の再対決となれば取り上げたくもなるというものだ。

すでに一部大手マスコミでは報じられているが、後述するように、その上、たまたま今回の件に関して気になる独自情報も得たので遅まきながら報じておく。

1月22日、松本個人が東京地裁に、文藝春秋と『週刊文春』編集長(竹田聖)を相手取り、5億5,000万円の損害賠償や名誉回復の記事訂正を求めて提訴したことを明らかにした。

その代理人弁護士は、元検事の田代政弘氏(57)。

一方、『週刊文春』側の前々からの顧問弁護士は喜田村洋一氏(73)。

陸山会事件とは、小沢氏の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法事件(虚偽記載)。『週刊現代』の報道を契機に2010年1月に事件化。小沢氏は無罪となったが、当時、秘書だった3人は有罪に。本紙では、この時の捜査につき批判的に報じていた。

その捜査の過程で、田代氏は当時、東京地検特捜部検事として衆議院議員になっていた石川知裕氏の任意の取調べを担当したが、「小沢氏の了解を得て虚偽記載した」と供述しているとか、「(石川氏は)自殺の恐れがある」など、嘘の内容の捜査報告書を作成。この結果、小沢氏は強制起訴され、また、石川氏は逮捕されるに至ったとの見方もある。

石川氏が取調べの際に録音していたことから発覚。これを代理人として暴いたのが前出・喜田村弁護士。結果、田代氏は2012年6月、減給処分を受け検事を辞職した。その後、虚偽有印公文書作成容疑で告発されたが、「記憶の混同」との主張が通り不起訴に。検察審査会にも申し立てられたが強制起訴されることはなかった。

こうした田代氏の結果は、検察組織が田代氏を庇ったからとの見方もある。

そもそも、上司が是が非でも小沢氏を起訴に持ち込むためハッパをかけての結果とも見方もあるからだ。嘘の捜査報告書も、上司は了解していた可能性さえある。

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